本日6月6日はフィエスタST 弥七号の14回目の納車記念日です。
昨年末に何度か見舞われた「エンスト症状」は、今の所再発しておらず、まずまずの状況で14年目を迎えられそうです。13年間での走行距離は129970kmとほぼ、年1万キロの計算です。
14年目に先立って車検を受け、大きな問題はありませんでしたが、ギアボックスからのオイル滲みと、右タイロッドエンドの劣化の指摘を受けました。どちらも当面は様子見で良さそうですが、問題はそのパーツです。
右タイロッドエンドは在庫があるもののラスト1個で、同様に劣化が進んできているであろう左側はすでに欠品とのこと。さらに、ギアボックス用のガスケットに至っては「供給終了」となってしまっているそうです。
パーツそのものはきっとFordpartsUKに頼めばあるだろうと踏んでいたので、間違いのないようパーツナンバーを聞いておき、問い合わせたところ在庫あり。価格はタイロッドエンドは左右ともに32.64ポンド、ガスケットは25.37ポンドでした。
ただ問題はガスケットで、パーツはあったもののこれを交換するには専用工具が必要だそうで、現在お世話になっているところにはその工具がないとのこと。文字通り「専用」なので、どこのディーラーでもまだ持っていないらしく、借りるのも厳しそう。
普通なら「じゃ、工具を発注しておいてください」となるわけですが、どうも発注先のレスポンスが著しく悪いそうで、通常であれば3ヶ月もあれば届くところ、別件ですでに発注しているフォーカス用工具などは3ヶ月以上経っているのにまだ届いていないとのこと。
「おっとこれはフォード撤退の余波か〜!」と思いましたが、対策としては、たとえ工具が届いても交換作業にはそれなりの費用がかかるので、外側から漏れどめを施工するのがよさそうとのこと。ワコーズの製品を使うらしいけれど、これがなかなか優秀だそうで、とくに初期段階ではかなりの効果が見込めるとか。折を見て施工してもらおうと思います。
車検の間借りていた代車はフィエスタで、我が家では色違いで並ぶことに。
こちらのフィエスタ・エコブーストの方は、4月末にエンスト症状が再発してしまいました。走行中ザーッと音がして、そのあと信号などで停止する際、クラッチが切れずにエンストしてしまうものです。STとは違って停止前のエンストであることと、再始動で治ることから危険度は低いんですが、放置するわけにもいきません。
これまでにもプログラムの更新やクラッチの再設定を試みたものの効果なく、DCTの交換ともなれば乗り続けられないほどの出費が…と真っ青でしたが、結局のところDCTのコントローラーモジュールというのを交換、しかも延長保証扱いで出費もゼロでした。
まともに払えば部品代だけで20万以上で、保証になるかどうかも個別対応なんだそうですが、とにかく助かりました。フォードが撤退してしまっている以上、こういった対応があるとは思いませんでした。
その後1ヶ月ほど症状は出ておらず、このまま治ってくれるといいんですが、こちらはタイヤが新車装着のまま4年以上経っているので、そろそろ交換してあげたいところ。予算もないのでP-ZERO nero GTの予定です。