苦節5年 - 祝 菜園全区画オープン

苦節5年 – 祝 菜園全区画オープン

入手した土地を開墾すること5年、ついに菜園の全区画がオープンしました。

自分なりに頑張ってきたので、一面に畝が並ぶ様に感無量です。

苦節5年 - 祝 菜園全区画オープン

自宅の南側に隣接する約100坪の土地を入手したのは2013年の1月、それまで西側の小さな庭で細々とやっていた家庭菜園を本格的にやってやろう!と決心したものの、長い間荒れ放題だった空き地、畑作業よりも開墾な日々でした。

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100坪とは言っても、駐車場スペースを拡大したことから、畑のために開墾が必要だったのは約80坪程度。お隣の土建屋さんに整地してもらったことと、まだ春先で雑草が伸びていなかったことから、割とラクに畑ができるものと思っていたのが大間違い。

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土地は一見土の塊のようですが、その中には無数の石や廃棄ゴミ、そして厄介な草が埋まっていたんです。なかでもとくに難儀したのは茅と葛。茅は根っこが尖っていて攻撃的なのと、引抜いてもそのまま放っておくとそこから根を出して繁殖てしまうことから他の雑草と一緒に捨てられません。

そして葛、蔓をたどって次々に掘っていった結果、庭はまるでもぐらたたきゲームのように。

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また、土の質自体も思っていたのと全然違って、かなりの粘土質…というより場所によっては粘土そのものの層があってスコップの歯が立たないほど。

そのうえこの辺りは地下水が豊富なようで、1mも掘ると水がジワ〜っと染み出してきます。

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粘土質で水はけが悪いだけでなく、すぐ下まで地下水が来ているのでは染み込んでいかず、いつまでもグズグズとなってしまいます。

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そこで、広く掘り起こして茅を駆除した後、農家でいただいた籾殻と、近くの牧場からいただいた牛糞をまきます。これらはすぐには効果が出ないけれど、そのうちジワジワと効いてくるはず。ただ、当面は畝を高くしておかないといけなさそうです。

それでもこの全面堀は相当キツくて、結局北側の2/3に施すのが精一杯でした。南側は運用しながら少しずつ改良していこうと思います。

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こうして2013年はできる区画から始めるようにしました。

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2014年には東西だった畝を南北に改め、区画もそれなりに広がって来ました。やはり区画が多くないと、連作障害対策の輪作がしにくいので、4区画プラスα程度にはなりましたが、もう少し確保したいところ。

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こちらは2015年、ほぼ5区画がオープン。道路際には当初お茶を植えて生垣にしようと思ったんですが育たず失敗、小湊鐵道より購入した枕木を設置しました。

奥の壁際に積み上げた茅の塊はここにきて相当な大きさになってきたので、焼却炉を購入、これが思いの外便利で、茅だけでなく、剪定後の枝なども一気に片付けてくれるようになりました。

と、順調に拡張していた菜園ですが、ここで自宅のリノベーションのために一旦休止を余儀なくされてしまいます。

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2016年はほぼ1年放置したうえに、一部は鉄板が敷かれてトラックや重機などの往来で相当押さえつけられてしまったほか、敷かれた砂利がかなり土の中に混ざってしまいました。

苦節5年 - 祝 菜園全区画オープン

それでもゼロから始めた時よりはラクなものです。リノベーション前は奥の塀に並行して作っていた畝を、駐車場と並行に改め、抜いた雑草を肥料化するための雑草箱も作成して設置。

さらに自転車置き場用の物置を購入、農具や肥料などの置き場として作業性をアップしたりもしました。

苦節5年 - 祝 菜園全区画オープン

こうして2018年の今年、ついに6区画(宗達・光琳・抱一・其一・寒山・拾得と名付けました)すべてがオープンしたというわけです。これに伴って作業性や土寄せのしやすさを考え、1区画4畝だったところを3畝にしています。

今後も土壌改良などは続けないといけませんが、それは畑仕事の一部、開墾作業はここで一旦一区切りというわけです。

完成記念というわけではないけれど、今年はレモンの木を植えてみたので、安全安心なレモンが食べられるようになるといいな。

それにしても雨の降らない今年、水やりに超時間がかかってたまらん。

作業性や土寄せのしやすさなど

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