函館ウニ

北斗星で帰る 函館真イカ&登別温泉の旅 6

函館で、夜景や五稜郭と並んで有名なのが朝市です。


やはり海産物の宝庫ですから、これが目当てで函館まで来る人がいるのもうなづけます。ただ、函館の中規模以上の市場は朝市だけではなく、五稜郭方面へ向かってまず新川町電停近くには自由市場、そして堀川町電停近くには中島廉売があります。あらかじめ情報を調べた範囲では、朝市が最も観光客向けで、活気はあるが価格も観光地価格、逆に中島廉売が最も安いものの、フツーに夕食の食材を買い求める人向けで観光っぽくはない。その両方の中間が自由市場なんだとか。

そこで朝7時からの中島廉売に最初に立ち寄って、次に自由市場で朝食、朝市は見るだけという計画を立てていましたが、なんと、7時ちょうどくらいに中島廉売に着いたものの、全然店が開いていません。どうも7時からというのは何かの間違いだったようです。自由市場へ行こうにもこちらは8時からでまだ間があり、予定が変わってしまいますがとりあえず朝市に行く事にしました。

もう右から左からカニの試食の手がニョキニョキのびてきます。ただ、買う気満々じゃないとどうしても面白み半減ですね。「自由市場にもっと安いのがあるんじゃないか」と思うと、なかなか身が入らず、8時になったので自由市場へと移動しました。

函館自由市場
さっそく入ってみると美味しそうなものがズラ〜リ。通路を歩いている分にはあまり声はかけられず、立ち止まって見始めると話しかけてくれるので、個人的には朝市よりも断然見やすいと思います。

函館自由市場

函館自由市場
規模もそれほど大きくないので、2周ほどしてまず真イカの刺身と、縞海老を購入。自由市場にはフリースペースがあって、ご丁寧な事にテーブルには箸と醤油が用意されており、その場で食べられるんです。

北斗星で帰る 函館真イカ&登別温泉の旅 6
それと、今回とくに食べたかったものの1つが「ウニ」!朝市近くの有名な「うにむらかみ」で無添加生うに丼を食べようかと思ったんですが3240円とちょっとお高い。それなら自由市場で!というわけです。エゾバフンウニもあったんですが、ここはお店の方に聞いて、積丹半島は古平港で上がったキタムラサキウニの塩水ウニを購入、100gで1800円でした。

古平うに
イカ、エビ、ウニ、どれも甘みがあってすっかり大満足。舞い上がってしまって戸井マグロを食べるのを忘れてしまいましたが、時期じゃないのでこれはしょうがないですね。ところで、お茶は自販機にありますが、おにぎりやワサビを自前で用意してくるとなお良かったかも。休日は分かりませんが、平日ならさほど混雑もしていなくて、おすすめです。

自由市場のあとは、ベイエリアのレンガ倉庫などに行く予定ですが、ここはちょっと寄り道。少しだけ逆に戻ってべこ餅を買いに大黒餅さんへ行ってみます。

北斗星で帰る 函館真イカ&登別温泉の旅 6
べこ餅は、北海道から東北地方の一部で、5月の端午の節句に食べられる。他の地方における柏餅のような位置づけの祝い菓子(wiki)なんだそうです。お店によって様々なバリエーションがあるそうですが、こちらのべこ餅は黒糖が練り込められていて、独特の風味がするのが特徴。北海道情報誌「HO」の2年前の記事を見て訪れたんですが、当時でも82歳だった3代目がまだまだお元気で嬉しかったです。お饅頭はすぐそばの亀田川の川っぺりで頂きました。

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