五稜郭

北斗星で帰る 函館真イカ&登別温泉の旅 3

さていよいよ函館のシンボル、五稜郭タワーに上ります。


ありがたいことに、この日は天気もよく、展望室からの眺めは最高です。この五稜郭タワーは2代目で、9年前に訪れたときはまだ建設中でした。

北斗星で帰る 函館真イカ&登別温泉の旅 3
ほんの少しのツインタワー時代を経て、主役交代となったそうです。今年は五稜郭築造150周年にあたる年なんだそうで、この日は平日でとくに何もありませんでしたが、いろんなイベントが企画されているとか。

展望室内には新撰組の土方歳三像をはじめ、当時の様子を再現した精巧なミニチュアジオラマが多数展示されて楽しめます。そんなジオラマを見て思い立ち、五稜郭をジオラマモードでも撮ってみました。

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展望室には上の階と下の階があって、下の階には一部床がガラス張りのところがあり、地面からの高さは86m、分かってはいても上に立つと結構ドキドキします。また、お土産とソフトクリームなどのお店がありますが、このソフトクリームがなかなかの美味。

そして次は五稜郭へと向かいます。春の桜がすばらしいと言われる五稜郭ですが、この時期も藤をはじめ美しい花が彩りを添えています。

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五稜郭の中心には2010年、4年の工期をかけて箱館奉行所の一部が復元され、新たなシンボルとなっています。五稜郭は特別史跡に指定されているがために土地を改変することができないため、遺構を保護した上にコンクリート耐圧版を敷いて、それを基礎とするなどの工夫がなされており、また、できる限り当時の材料と技術を使って復元されたそうです。

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内部を公開するために建築基準法や消防法に適合させるための苦労などあったと思われますが、伝統技術の保存に大きく寄与したのではないでしょうか。それにオリジナルの実在期間が約7年と短かったとはいえ、この建築があるのとないのとでは五稜郭全体の存在感が大きく違っているように思います。ましてこれだけきちんと復元された物ならなおさらです。

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奉行所ゆえに雅な装飾や意匠はありませんが、今後も大切にされて、可能であれば未復元のところも少しずつ復元していけるといいですね。

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並び立つ新旧の櫓。櫓は高い方がいいものですが、この太鼓櫓はそれゆえに新政府軍の艦砲射撃の標的にされてしまったそうです。

北海道とはいえこの日は結構暑く、五稜郭の後はクールダウンもかねてすぐそばにある六花亭へ。ここはお茶もできますが、あとでホテルで食べる用にと、自分は鍋の形をした最中「ひとつ鍋」を買いました。

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この後はいったんホテルへ行ってチェックインを済ませ、イカづくしへと続きます。

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