有年駅 新駅舎

新有年駅と関西の電車たち

この日は祖母のお墓参りで赤穂市へ。

駐車場の関係で宿は京阪本線の深草駅近く、ここから赤穂へ向かうのに阪急贔屓としては一旦河原町まで出て、十三経由で神戸三宮へ。神戸三宮では山陽電車のリバイバルカラーに出会いました。

山陽電車リバイバルカラー

もう45年も前になるでしょうか、親に連れられて阪急電車で三宮に来るとよくこうして山陽電車が停まっていたものです。ヒゲヅラにも見えるいかつい顔つきや、深い紺色の塗装面が、当時背の低かった自分の印象に残っています。そう言えば阪神電車も青胴車の方が好きでした。今でこそ塗装された電車は少なくなってしまいましたが、子供にとって大きな塗装面は強く印象に残るもののような気がします。

せっかくなので東須磨までこの電車に乗車、そこから乗換えて明石で下車します。明石では駅前のイオンでお供え用の花を調達、そのあとは新快速に乗り、姫路、相生と乗り継いで装い新たな有年に到着しました。

有年駅新駅舎

駅舎は前回来た時にすでに完成していましたが、駅前を含めた周辺整備が進んでおり、上郡寄りには南北を結ぶ地下道までできていました。上の写真では、歩道の辺りが下り1番線の線路だった部分ですが、かつての赤穂鉄道のホーム跡もきれいさっぱりなくなってしまいました。

将来国道2号線が駅の南側から北側に付け替えられると、もはや昔の面影は無くなってしまいそうです。

特急スパーはくと

お墓参りのあと、ちょうど豪華列車トワイライトエクスプレス瑞風がやってくる時間に近かったので、相生寄りの踏切で眺めていると、特急スーパーはくとがやってきました。智頭急行のHOT7000系ですが、3両目は振り子の故障でしょうか。1994年デビューの車両ですが、置換えの声も聞こえているようです。

トワイライトエクスプレス瑞風

そしてやってきましたトワイライトエクスプレス瑞風、ピッカピカです。この場所は有年駅の旧1番線が撤去されたことからスペースができ、撮りやすくなりましたが、あるいは期間限定かもしれません。有年や上郡の辺りは撮影地がたくさんあるようですが、クルマでないとなかなか厳しいところ。

このトワイライトエクスプレス瑞風、予定の時間になってもなかなかこなかったのでネットをチェックしたところ、瑞風に続いてEF66が走ってくるとの情報が。

EF66 27

実はこの日も相当暑かったんですが、せっかくだからと30分ほど待っていると来ました。こうして堂々と山陽路を下る姿は往年のブルトレを彷彿とさせます。それにしても「電車たち」としながらここでのスター3列車はいずれも電車ではなかったですね。

にしむら珈琲 バスケットランチ

帰りは新快速を三ノ宮で下車、阪急神戸三宮駅は現在駅ビル建設工事の真っ最中です。お昼を食べていなかったので、駅前のにしむら珈琲でバスケットランチ。フロインドリーブのパンにトーアロードデリカテッセンのハムを乗せたのが「神戸っぽい」と、もう40年近く食べ続けているものです。

阪急8000系

神戸三宮からは当然阪急電車ですが、特急で西宮北口まできたところ、向かいのホームにリバイバル仕様の8000系が停まっていました。前面の帯に往年のHマークや社紋を復活させ、30年前のデビュー当時のものに準じたデザインの30周年記念ヘッドマークを取付けています。とくに急いでもいないので梅田へはこれに乗って行きました。

京とれいん雅楽

梅田駅に着くと今度はまだデビュー間もない「京とれいん雅楽」が入線してきました。折り返し回送となるため乗れませんが、初めて見ましたし、結構な注目を集めていました。

こんな感じでバラエティ豊かな電車が見られたお墓参りでしたが、じつはこうしているうちにも台風が刻々と近づいていました。翌日はゆっくりクルマで帰る予定でしたが、急遽予定を変更し嫁には和歌山から始発で来てもらうことに。

Fiesta 1.0 Ecoboost

待ち合わせ場所として迎えに行きやすく、インターにも近い駅ということで、2008年にできたばかりの「桂川」駅をチョイス。ここならイオンの駐車場に停めて改札まで迎えに行けます。どういうわけか地下駐車場って車がカッコよく見えるのでパシャリ。待合せ後は台風に備えるためにすっ飛んで帰りました。

 

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