令和元年房総半島台風 恐怖の夜

令和元年房総半島台風 恐怖の夜

2019年9月9日の台風15号はひどいものでした。

前日、関西から急いで帰宅して、畑の収穫可能な野菜を全て収穫、それなりに備えていたつもりでしたが、上陸した台風の威力は想像を超えたものでした。

夜じゅうこれまで聞いたことないくらいの物凄い風音にしなるサッシと揺れる家、トラウマになりそうなくらいでした。

一夜明けた外の様子が最初の写真、畑はもはやボロボロで、一番驚いたのは農具用の小屋がなくなっていること。小屋は上の写真で物がゴチャゴチャしているあたりの黄色いボードのところにありましたが、手前の木蓮をなぎ倒し、右端手前の方に吹っ飛びました。

令和元年房総半島台風 恐怖の夜

家屋の西側の庭まで飛んできてこの状態、設置してから2年足らずの短い一生でした。それにしても、これが家のサッシに激突していたらと思うとゾッとします。窓が破られると屋根までもが飛ばされてしまうそうです。

令和元年房総半島台風 恐怖の夜

物置は左端の柱と上の雨樋あたりに激突、まさに木蓮をジャンプ台に吹っ飛んだようです。布団に潜っている間に起こった出来事ですが、一部始終を目にしていたらもっと恐怖に陥っていたと思います。

それでもうちはまだマシな方で、周りの家はほぼ例外なく瓦が飛んでしまいました。ただ、本当に助かったのは停電にならずに済んだことです。市内ほぼ全域に渡って停電となったなかで、まさにうちの周り数百メートルの範囲のみ逃れることができました。

令和元年房総半島台風 小湊鐵道

小湊鐵道は上総山田駅の先でケーブルが切断され2週間近く運休を余儀なくされます。しばらく上総山田駅での折り返し運転となりますが、周りは停電中のため車両の明かりのみという状態。

令和元年房総半島台風 小湊鐵道代行バス

バス路線の廃止以来久々の小湊鐵道バスですが、災害による代行では喜べません。今回だけでもう数百年はこないのであればなんとか我慢もできますが、世界的な気候変動によってたびたび来ることになるんでしょうか。

暮らし方を根本的に見直さなければならない時に来ているのかもしれません。

AD

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る