16インチMacbook proのセッティングも終わり、その使用感など。
自分の使い方は、バリバリ持ち歩いてといったものではなく、写真のように通常はクラムシェルモードで使用します。なので、じつはキーボードやモニタはさほど問題ではなく、よく言及されるタッチバーもあまり使わないので、無くして安くバッテリーも長持ちした方がいいというスタンス。
外部ディスプレイは一足先にiiyamaの5K(XB2779QQS)にしていました。既に生産終了で5諭吉ちょいで買えたのと、このモデルはiMac 5Kのディスプレイと同じということで、色や相性など問題がなさそうと踏みました。それに27インチの2560×1440で使うならちょうど整数倍の5Kが4Kより有利なんじゃないかというのもあります。
USB-Cのアダプタの関係で旧モデルとはFirewire接続で移行したため、ちょっと時間がかかりましたが無事に起動。でも、2013モデルとは6年の開き、見た目は同じようでも結構違っていました。
まず起動音のジャーンがない、これは長年Macを使って来た者にとってはちょっと拍子抜けします。リンゴマークも光らないうえにミラー仕上げはあまりいいとは思えません。機能には関係ないけれど、このあたりはモノに対する愛着に響いてくるような気もします。そもそもモデル名はPowerbookの方が…(略
ボディはさらに薄くなり、全ての端子がUSB-Cに。右でも左でも電源やモニタケーブルが差せるのは便利な反面、誤ってひっかけても安心な電源ケーブルのマグネット機能がなくなってしまったのは残念。また、過充電防止にこれまで端子の一つをテーピングして調整していたのもできなくなってしまいました。
USB-Cのみの仕様に関しては、ドッキングステーションを購入しなければなりませんでしたが、これはどっちみちハブは要るのでデータの移行時以外はさほど問題ではありませんでした。でも、外出時は携行を忘れないようにしないといけませんね。
クラムシェルモードでの使用時、外部ディスプレイのみ使う時はMacbookのディスプレイを閉じなくては行けません。でも、そうすると排熱が気になります。こんな時、2013モデルは磁石をスピーカー付近に置くとMacが閉じられたものと認識し、開いたままでも使えましたが、これができなくなってしまいました。これでは夏場がちょっと不安です。
そこで磁石に変わって活躍してくれるのがコレ、日本酒一升瓶の王冠です。16インチモデルはある程度の角度まで閉じると、閉じられたものと認識するようで、その角度が写真のように王冠を挟んだときの角度とピッタリなんです。これがあれば、ギリギリのところで調節しなくても済み、ワンアクションでクラムシェルモードにできるというわけです。ただ、以前の磁石の時ほどには開けず、多少排熱の不安は残ります。
性能については今のところ問題なく、アドビも普通に動いてくれますし、よく言われるスピーカーの音も、確かに下手な外付けより全然良くなりました。従来より0.6インチ広がったモニタサイズも持ち出すときなどに威力を発揮してくれるでしょう。
繋いだ5Kディスプレイもちょっと驚きの画質で、Googlemapなどをみると感動します。また、写真の見え方が全然違い、レタッチも数段楽な気がします。
ただ、このところ2台続けてトラブルも出ていますので、予算オーバーのためアップルケアにも入ってないですし無事に5年ほどは頑張って欲しいところです。本当はアップルには多少性能を落としてでも安定したモデルを多少お安めに作っていただきたい。メモリやストレージの増設、バッテリー交換が容易にできて、OSのダウングレードも可能ならなおよし。