北斗星 デラックス編成

寝台特急 北斗星号のNゲージが届きました

再生産待ちだった寝台特急「北斗星」のNゲージがやっと届きました。


6月の北海道旅行での乗車体験があまりに楽しかったので、勢いで購入。機関車のEF510はすぐに届いたのですが、客車の方はどこも売り切れで、KATO(メーカー)の再生産待ち。そして27日にやっと届いたというわけです。

北斗星 デラックス編成
購入したのは、KATOの「北斗星デラックス編成 基本6両セット」。いやぁ、すごいリアルで驚きました。昔はレイアウトはNゲージでディテールはHOゲージと言われていましたが、一昔前のHO並のクオリティはあるんじゃないでしょうか。その分取り扱いもシビアで、ちょっと持つ場所を誤るとすぐに破損してしまいそう。残念なのはディスプレイが4両分しかないために、機関車と前後の客車2両のほかには1両しか選べません。ここは自分の乗ったデュエットをチョイスしますが、やっぱり食堂車やロビーカーもつなげたい。

北斗星 オハネ25 562

これが自分たちの乗ったJR北海道のデュエット車。楽しかった時間が思い出されます。正確には561号ですが、この562号も同様に14系から改造されたもので、窓配置や台車は同じだと思います。
あと、行き先があらかじめ印刷されているのはありがたいんですが、一応向きは自分たちが利用した時と同じ上野行きで組んでいるので、札幌行きになっているのがちょっと残念。

驚いたのが車両同士の間隔。「狭い!」。むかしは実際よりもかなり開いているのが当たり前だったものですが、伸縮する特殊な連結器を装備したおかげで、幌のパーツ1個分くらいしか開いていません。これはディスプレイメインの自分にはありがたい改良ですが、逆に厄介になってしまったのもこのカプラー(連結器)で、互換性を考えずに2大メーカーがそれぞれに開発を進めてしまったために、いろいろと悩ましい事になってしまったのもまた事実のようです。

北斗星 デラックス編成

こちらはオハネフ25。24系はやはり折妻がかっこいいですね。ブルートレインは東京口ブルトレ全廃の時に、思い出にトミックスの入門セットを購入していたので、北斗星が届くまでのあいだEF510に繋げて飾っていましたが、それと比べても内装の充実度が違います。画像のように上段に上がるはしごが再現されているだけでなく、寝台の形も分かります。

このオハネフ25も機関車も、元はお手軽で互換性も○な従来のアーノルドカプラーが付いていましたが、付属のナックルカプラーというより実際に近い形状のものに交換しています。しかも機関車の方は、客車と繋げる方こそ付属のものですが、ちょっと柄が長く見えるので、ヘッドマークの付いた方側は、さらに実際に近くなるように、柄の短いもの(Z01K0224)を使用しています。

ナックルカプラー

画像の上が付属品で下が短めのもの、少し色が違いますね。交換手順はさほど難しくないんですが、なにしろ不器用だしパーツが小さいので老眼が!機関車もヘンなとこ持つと部品がとれそうだし、もうチマチマと思わず叫びたくなるような作業だけれど、これがうまくいくとニンマリ。で、繰り返しちゃうわけです。

EF66 カプラー交換

こちらはその入門用ブルトレセットについていたEF66。どちらにもアーノルドカプラーが付いていて、見た目がアレです。ここでまた、より実際に近いカプラーに換えるわけですが、これはトミックス製品なので、TNカプラーと呼ばれるものになります。対応品はJC61のようですが、これも柄が長いので、JC6351を使います。ただ、一部ボディと干渉するので、ニッパーで少しカットしました。これらはみな先人がいて、ブログなどで紹介してくれるので、大変ありがたい。

つぎに反対側も交換しますが、実はこの小さいカプラー、トミックスとKATOとでは繋げられません。なので、同じ客車にトミックス釜を繋げたり、KATO釜を繋げたりするには、どちらかに統一することが必要で、自分はもし購入するならKATO製品が多そう…というわけで、KATOカプラーに合わせる事にしました。

カプラー交換

トミックスのEF66にKATOのナックルカプラーを取り付けるわけですが、別途手に入れた部品は「KATO Z05-1376のナハフ11かもめナックルカプラー」と、「トミックスのJC61 TNカプラー」です。まず、EF66のカプラーを外して分解したのが左側の2個、このケースにかもめナックルカプラーは入りますが、引っかかりがないので接着しないと抜けてしまいます。そこで、JC61のケースのみを使います。(画像右側2個)

ナハフ11かもめナックルカプラー
JC61のケースにかもめナックルを入れてパチンととめると、上の画像のようになりますが、ケースとカプラーが若干干渉して、カプラーに角度が付いてしまうので、少し削った上ではめ込みました。若い目玉が欲しい作業です。

カプラー交換

そしてボディに組み直すと、きっちりKATO車両との連結ができるようになりました。あとはこのEF66、自分があさかぜに乗務していた1988年前後はでかいパンタグラフだったと思うので、交換してみたいですね。
より実感的になった車両たちにもうすっかり気を良くしてしまい、今度はブルトレセットの(トミックス製)客車たちも、アーノルドからKATOのカプラーへ交換してみます。

最新の車両の連結器は台車ではなく、ボディに直接つく(ボディマウント)ようになりましたが、ブルトレセットの客車たちは旧来の台車マウントで、フタを空けて入っているアーノルドをKATOカプラーに交換するだけでできます。今回使用したのはKATOカプラーNにジャンパ栓が追加再現された「KATOカプラーN JP」というもの。比較的簡単ながらその成果は下の画像の通り。

カプラー交換

ジャンパ栓がい〜い味を出してくれるだけでなく、幌3つ分くらい開いていた車両の間隔が2つ分くらいに縮まりました。

ブルートレインは個人的にはこの銀帯が一番なじみ深くて好きなこともあって、小田急ショップのアクリルケースに入れて飾って悦に入っていたんですがそれもつかの間、見栄えのする北斗星デラックス編成入荷のために、サイドディスプレイにあえなくお引っ越しとなってしまいました。それにしても…いつかは車両たちを走らせるレイアウトも作ってみたいですね。

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