夫婦水入らずで3泊以上の大型旅行は、2001年の広島以来13年ぶりじゃないでしょうか。
その後も毎年F1に行っていた頃もあったし、帰省や義両親に招待された北京・釜山などはありましたが、今年始め頃、めぐも亡くなって「そろそろドカーンとどうだろう?」と言うわけです。
もともと候補はいくつかあって、北海道のほか、
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- フェリーで帰る 呼子イカと唐津・伊万里の旅
- サンライズで行く 讃岐うどんと道後温泉 or 高知でカツオの旅
- サンライズで行く 出雲大社と足立美術館、鳥取砂丘の旅
と、いずれも乗り物を絡めたものがあがっており、1番に傾きつつあったんですが、「北斗星廃止」の報に大逆転。自身5度目、嫁とは3度目の北海道と相成りました。
さっそくざっくりとした予定を立ててみたんですが、厄介なのが「北斗星」確保の可否。とりあえずJTBは「2月10日前後に4月以降の商品が発表される」とのことだったので、電話をしてみたところ、これまでは存在していた事前に旅行会社で確保している分が、春以降は北斗星廃止の絡みもあるためか、なんと今年はありませんとのこと。
カシオペアならOKとのことで、とりあえず現段階で空いているカシオペアツインを確保しましたが、これがあまりに高い!JTBに限った事ではないんですが、寝台特急を利用する旅行プランは、北斗星の最も安い開放B寝台が基本価格で、個室のデュエットやカシオペアのツインはそれに割増料金が発生します。
「旅行会社のプランなんだから割増料金も通常買うより安め」かと思いきや、1人分で比較した場合、開放B寝台との差額がフツーにJR窓口で切符を買った場合には7050円なのに対し、19500円もの額となります。(増税前)ツアー料金のカラクリゆえでしょうが、「え?それ2人分じゃなくて?」と目を疑うような設定です。
結局、寝台特急未経験の嫁も「カシオペアもいいけれど、伝統的なブルートレインに乗ってみたい」とのことで、ほどなくカシオペアはキャンセルし、北斗星を利用したプランを申し込みましたが、ここでまた問題。事前確保分がないとなると、乗車1ヶ月前の発売で一般の方と確保競争となり、ゲットできない可能性もあるばかりか、1ヶ月前にならないと、詳細なプランを立てられないという弊害もあります。
ところが2月の中頃を過ぎたある日、ふと街で近畿日本ツーリストのパンフレットをみたところ、事前予約分があるとの表記。JTBでダメなんだからほかでもダメだろうと思っていたので意外でした。早速、事前確保分にて予約。運休がない限り、確実に乗れる事が決定しました。JTBの予約はすぐキャンセルするのも何なので、あとでと思っていたら、月末にJTBから「ないはずだった事前枠が設定されたので、予約しておきました」との連絡が。両方同じようなプランで料金も近い事から、穴があくほどパンフレットを眺めて最終的にJTBに決めました。ただ、せっかく確保できた北斗星なので、近ツーの方は知り合いに使わないか打診したうえで、4月1日に解約しました。
久々の大型旅行、3月からたっぷり時間をかけて計画を練り、下の表のようになりました。旅行日は函館真イカ漁解禁後の6月4日から5日間で、基本的に名物を食いあさる食い倒れツアーです。