大阪うめだ

先週末は急にお呼びがかかったので赤穂へ行っておりました。

仕事がある中での呼出しだったので、土日の1000円割引があるにもかかわらず、久々に新幹線で行ってきました。帰りはちょっと節約のため新大阪までは新快速に乗ることにして、途中うめだに立ち寄りました。

前回立ち寄った時はまだうめだ阪急百貨店が解体前だったと思いますが、いつの間にか新しい建物がもうほぼ完成に近づいている状況でビックリ。百貨店が不況と言われる中でこのスケールアップは大丈夫なんでしょうか？百貨店部分はこれまでの建物を意識したデザインで、阪急らしいといいますか、イマドキの建築のなかでもあれこれ配慮しているように思いますが、その上の高層ビルがちょっとダサダサですねー。あの形は上に行くに従って広がってしまう目の錯覚を感じて、どうにも落ち着かないうえに圧迫感もあって褒められません。グランドビルがなかなかのデザインなのに、それを殺してしまっているし、阪急贔屓な自分だけに残念です。

さてそのグランドビル31階の展望フロアに行くと、これまた建設真っ最中の大阪駅が望めます。北側のビルと一緒に南側のアクティに関しても増床工事がされるそうで、完成の暁には、うめだの様相は一変しますね。

グランドビルを降りてきて、今度は私鉄最大のターミナルである阪急うめだ駅に行きました。ここは子供の頃から大好きな場所で、よく整備された9線分のホームに、ズラリと並ぶ小豆色の電車たちもさることながら、神戸、宝塚、京都の3線が集まっているので、それこそひっきりなしに出入りしている様子や、3線の電車が同時に発車して、十三まで並んで走るのも子供心にときめいていたものです。基本的に駅の様子はずっと変わっていないからか、そんな昔の意識というのは忘れないもので、今回の赤穂行きは個人的にしんどいものでしたが、すっかり癒されました。