幻の橋がほんとうに幻になる前に…。14日からの3日間、北海道上士幌町におりました。
画像のアルファベットtauschwezは、正しいものではなく当て字です。
21年前、自分たち夫婦は国鉄士幌線の遺構、タウシュベツ川橋梁のすぐ脇をNAロードスターで通っておりました。
士幌線があったことは知っていましたので、その名残を感じつつ国道273号線を層雲峡目指して北上、途中いまだレールの残る三の沢橋梁などの写真は撮っていましたが、タウシュベツ川橋梁のような連続アーチ橋があることを知らず、あろうことか素通りしてしまったわけです。
その後、橋の存在を知り、激しく後悔するとともに、訪れる機会を伺っていたものの、かなわないまま早21年。ところが、一昨年あたりから「橋の崩壊が進んでいる」とのニュースが見られるようになり、ついに見学の旅を決意しました。
北斗星、カシオペア、はまなす、流氷ノロッコ号に続いてまたもや「消滅商法」に乗っかるようでなんともフクザツな気分ですが、崩壊されてはたまりません。
タウシュベツ川橋梁のある上士幌町は、帯広の北50kmくらいのところにあり、通常であれば帯広空港から北海道入りしますが、昨年の流氷の旅の時に素通りしてしまった釧路への思いもあり、釧路空港から北海道入りし、帯広空港から帰るプランを企画。
本当は釧路で一旦レンタカーを返し、JRの特急で帯広へ移動して、帯広でまた新たにレンタカーを借りたかったんですが、タウシュベツ川橋梁を見るためのツアーが朝早過ぎて借りられないため、まるまる3日間同じ車を使うことに。
日程としては釧路空港からその日は釧路と厚岸をまわって、その日のうちに帯広まで移動、帯広で2泊して帯広空港から帰るという感じ。
3日間の相棒はタイムズレンタカーのデミオ。店舗では先代スイフトもスタンバイしていたのでどっちかなーと思っていましたが、デミオでよかったです。
走行距離が2万キロ程度と我が家のフィエスタと同程度の個体でしたが、よく曲がるし、乗りやすくてイイくるまでした。ガーガーとゲタグルマみたいですが、結構そういうカジュアルなキャラは嫌いではなかったり。あと、すっきりした内装はフィエスタより好ましいくらいですが、走りの質は残念ながらその差は歴然。同じクラスとはいえグレードが全然違いますから比較するのもなんですが、北海道はやはりフィエスタで走りたい!楽しさがまるで違います…が、罰金の覚悟も必要になるかも。
そんなわけで2泊3日の釧路・帯広の旅詳細はまた次回。