古寺を巡る

毎週火曜日、小学館から「古寺を巡る」と言うウィークリーブックが発売されている。

本来こういうのは好きなのだが、これが発売されると聞いた時には、まず「そりゃないぜセニュール」と言う気分だった。と言うのも、以前にも小学館は「古寺をゆく」という同じようなものを発売しており、実際小生も別冊を除いた全50巻を揃えてもっていたからだ。発売と同時に買ったのが7~8冊で後にオークションでまとめて手に入れたものだ。
きっと発売当初は認知が足りずにそこそこの売れ行きだったものが、後半になって部数が伸び、結局別冊を出すほどになったために、再び…ということにでもなったのだろう。そこで増刷をせずに一新して出してくるところが偉いんだかそうでないんだか。なにしろ1冊通常580円もするのだから50冊も買ったらかなりの額だ。350円くらいだったら揃えられるのに、仕方がないので刊行予定を見て、「古寺をゆく」ではちゃんと紹介されなかった高山寺や、法然院、萬福寺、智積院や、他の寺と一緒に紹介されていたものが今回独立された、鞍馬寺や三千院、天竜寺や大覚寺などに絞って買う事を考えていた。
しかし、第1回配本の「法隆寺」が特別190円だったので買ってみると、これが困った事になかなかいい。歴史に関連する解説が強化されているのだ。それに復元CGなども取込まれているし、写真も驚いたことにダブっていない。長い50巻の間には少しはダブりもあるだろうが、基本的に違うカットが用意されているのだ。レイアウトも洗練されたし、紙も良くなったんではないだろうか?小学館も分かっているようだ。
そんなわけでなんだかんだと結局現在までの5巻はすべて購入してしまった。
この「古寺を巡る」も決して「日本の文化を勉強し直す!」などといった大仰な目的で買っているのではなく、単に旅するきっかけを見つけるため…と言う性格が強く、既にある「古寺をゆく」「日本の街道」「神社紀行」「甦る日本の城」も同じ理由で買い込んだものだ。
今後は立ち読みして「お、ここは行ってみたい」と思えるような内容だったら購入してみるとしようかな。

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