家宝確定

ここんとこかなり忙しくて「ひーこら」状態だったのだが、友人の確保してくれていたレコードを引き取る為に無理矢理時間をこじあけて行った。


「ヘレン・メリル・ウィズ・クリ坊」この大名盤のオリジナルがそれはもう、欲しくて欲しくて欲しくて…、何度もヤフオクにチャレンジしたものだが、10万を軽く上回ったときもあり、連戦連敗が続いていた。

紙ジャケリマスターCDと、マスターテープからおこしたという国内盤LPを持ってはいたのだが、オリジナルはやはり「鮮度」が違うのだ。

今回、入手したのはオリジナルと言ってもファースト・プレスではなく、マーキュリーラベルのサード(かな?)。
それでもヤフオクに出れば3万近くするもの,今回6800円!。ただ、盤の状態は表面上はいいのだが、針を落とすと全体的に音が割れ気味。クリーニングしてみたものの、多少しかよくならなかった。聴かれすぎたのか、カビなのかまだよくわからないが、もうこれは持ってるだけで大満足。もう家宝確定である。

JAZZヴォーカルというと、エラ、サラ、カーメンあたりが真っ先に出てくるのだろうが、ボーカルもそうでないモノも実は白人系の方が好みの自分は真っ先にしかもダントツでこれを挙げる。と、エラそうに言うほどの数は聴いていないのだが、そのへんはご愛嬌ということで。

先日ゲットした小ドラマーのサラ・ヴォーンとダイナ・ワシントンとあわせて、エマーシー御三家がオリジナルでそろったのはえらい嬉しい。ダイナ・ワシントンは本来、「Dinah James」であるべきなのかも知れないが、個人的には今回の「For Those In Love」のほうがいい。オリジナルの迫力を楽しめるような気がする。

それにしても友人宅の音はいい。うちのもだいぶ良くなったと思うのだが、リアリティが違う。とくにこういうヴォーカルものなど持って来たら、口の中の動きまでわかる(わかっちゃう)ほど。こんな「どひー」ものはうちにはない。ひそかにB&Wのを夢見てはいるのだが…まだだなー。

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