旭橋

旭川散歩と大雪地ビール

旭川2日目の朝、昨夜の雪で窓の外はうっすら銀世界。

ホテルは素泊まりで、朝食がてら散歩に行くつもりだったので、ちょっとたじろぎましたが、陽が出てくるにつれ歩くのには問題ない程度に。

平和通買物公園

7時半ごろホテルを出て、1キロ半ほど離れた旭橋を目指します。旭川には「平和通買物公園」という日本初の恒久的歩行者天国があり、ここを通っていくわけですが、散歩するにはもってこいな道です。

旭川

途中、6叉路で構成されるラウンドアバウト、旭川常盤ロータリーがあり、名所となっています。最近、各地でのラウンドアバウトの導入が話題になりましたが、ここは1936年から存在しており、国道40号からの出入りが優先されるという、本来のラウンドアバウトにはないはずのローカルルールがあるため、ドライバーにとっては難所とされているんだそうです。

常盤商店

旭川常盤ロータリーの少し先には常盤商店という変わった建物が。向かいの歩道だったため、詳しくはわかりませんが「朝メニューやってます」というのぼりが見えます。これはぜひ、橋の帰りに寄ってみましょう。

旭橋

旭橋

そしてほどなく石狩川に架けられた旭橋に到着。旭橋は1932年に架けられたブレースト・リブ・カンチレバー・タイドアーチ橋で、全長は約225m、東京明治通りの隅田川に架けられた白髭橋と同じ形式。2002年に土木学会選奨土木遺産、2004年には北海道遺産として認定されています。

常盤商店

旭橋から引き返し、先ほどの常盤商店に立ち寄って朝ごはん。ここは1924年に製粉所の一部として建てられたもので、木造ながら両サイドの石積み外壁が特徴。
先に営業していた菓子屋閉店のあと2011年にオープン、画像の小上がりをはじめ、大正浪漫テイストでまとめられており、どちらかというと女子向けな趣き。

常盤商店

通常はお昼からのところ、たまたま期間限定で朝食を提供していた時に、今回運良く行き当たりました。自分はおにぎり、かみさんはパンケーキを頼みました。

朝食後は一旦ホテルへ戻ります。温泉のほかにホテルパコのもう一つの利点は、チェックアウトが11時と遅めに設定されていること。この日乗る予定の寝台特急カシオペアにはシャワーがありますが、シャワー券を獲得できなかった場合も考えると、朝風呂が効果的というわけです。風呂には10時まで入れますので、ユックリ浸かれました。

大雪地ビール館

まだほかほかの状態でチェックアウトをして、まずは帰りの乗車券を購入、そして大雪地ビール館へ。ここには地ビールお試しセットがあり、5種類のビール飲み比べができるんです。ふたりとも量が飲めないので、このセットを1つとアテにソーセージを注文、これだけだとなんだか申し訳ないので、胃の防御も兼ねて「興部ノースプレインファームの牛乳」も頼みました。

大雪地ビール

地ビールは、「大雪ピルスナー」「ケラ・ピルカ」「黒岳」「富良野大麦」「萌芽」の5種類。最初は「これがいいかな」と思っても、飲み進めているうちに「いや、これはこれでまた味わい深い…」などと結構楽しめました。ビールも日本酒同様、色々勉強すると面白そうなんですけども、それはそれで不経済の元となるわけで(笑。

ビールを堪能したあとは、いよいよカシオペア乗車のために札幌へ向かいます。

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