俵屋宗達の舞楽図屏風

4月に訪れたばかりの醍醐寺でしたが、またまた来てしまいました。



もちろん前回はひとりだったので、妻にもあの壮麗な国宝五重塔や素晴らしい三宝院の庭園を見せてあげたいと言うのもありますが、18日から始まっていた霊宝館の秋期特別展「醍醐の名宝」が今回何よりのお目当て。以前、東京国立博物館で行なわれた大琳派展、数々の宗達の作品を見ることができましたが、代表作のひとつでありながら展示のなかった舞楽図屏風は、ずっと見てみたいと思っていた作品です。

入館料600円を払って入場しましたが霊宝館は最近建てられたんでしょうか、いきなり美術館風情のおニューな建築が現れて驚きました。結構な規模のようですが、宗達の舞楽図は一番最初に展示してありました。まずビックリしたのが「これはレプリカか!」と思うくらいの状態の良さ、傷みがほとんど見られず、これまでは本の写真を眺めていただけですが、写真で見た方が古く感じるくらいです。それに、なるほど屏風らしく折って立てた状態で見ると、奥行きが出て各パートに描かれた人たちに動きが出て面白い!緻密でありながら明るくおおらか、やはり宗達は天才としか言いようがありません。霊宝館にはほかに「扇面散図」と水墨画の「芦鴨図」を展示、美術館の大きな展覧会なみに楽しめました。

奥の方ではお寺らしい仏像さんや書などの展示があり、かなりおなかいっぱいに。ただ、常設じゃないからか本来はお寺だからか展示ケースのガラスがちと汚かったのがちょっとだけ残念。

俵屋宗達の舞楽図屏風

霊宝館のあとは金堂や五重塔を眺め、最後に三宝院を見て回りました。三宝院の庭園は前回工事のため池の水が抜かれていたんですが、今回初めて本来の姿を見ることができました。やはり憧れのお庭ですね、でも書院の方はなぜか前回ほど「いいな」と言う感じがありませんでした。それにしてもここは本当に国宝だらけですね、今回もまた上醍醐には行けませんでしたが、あちらにも薬師堂は宮大工の松浦氏もおすすめの建築で、いつかは見てみたいところです。

俵屋宗達の舞楽図屏風

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俵屋宗達の舞楽図屏風」への4件のフィードバック

  1. 舞楽図屏風、美しかですなー.゚+.(・∀・)゚+.゚
    それにしてもなんと贅沢な旅でしょうか…。
    旅の地でその場の景色やご飯や建造物やアートに触れると
    文化的なお腹が満たされますね~。
    そういう意味でのインプットが欠けており、
    最近腹減り状態です。
    別記事ですが、
    決算etc… お疲れさまです!やはり法人は大変だ(゚Д゚)

  2. >>tomo@stokedstどの
    やっぱり関東人としては歴史を身近に感じられるところには憧れますよねぇ。紅葉の時期ですし、仕事が一段落したら出掛けてみてはどうしょ?あ、その前に9月20日会で鯛料理を(違

  3. ご無沙汰してます。
    場違いでごめんなさい、Fieの件みんカラに送信しておきました。。。
    ではまた(^^)

  4. >>りんだぁどの
    どもども、今のところまだ着いてないようなんですけども?確認してもらって良いですか?

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