今年はユーノス500が発売されてから25周年にあたる記念の年。
そんなわけで、例年秋の安曇野ミーティングとは別に、名古屋周辺で行われました。
名古屋というのは、1台でも多く並べたいという目的からくるもので、つまり名古屋にはひとりで複数台(笑)おもちのオーナーがおられるというわけです。
25周年記念というのはもはや1代限りのクルマが開催できるような数字ではないと思うんですが、こうして2ケタ台数が並べられるのはスゴいとしか言いようがありません。
一方で日本にはいくつもの自動車メーカーがありながら、25年もの間、これらのオーナーを唸らせるクルマが生まれなかったのは残念なことです。四半世紀を経て、こうして並べられている写真さえも、「売れなかったクルマ」としてしか見られないものでしょうか。
さて、すでに500オーナーでない自分は、違うクルマで長距離を行くのもなんなので、もう1名の旧オーナーと合わせて3名でユーノス500に同乗しての参加となりました。
道中、ドライバー交代で久々に500を運転しましたが、いやー馴染む馴染む、「こんなに運転しやすかったっけ?」と思うほど。オーナー時代にも常に思っていましたが、前方の見え方が実に心地よく、いまだに運転が楽しめるクルマです。
逆に50も見えてくる歳ゆえか、後部座席の乗り降りは「こんなに出にくかったっけ?」とつい苦笑い。そんなこんなも含めて楽しい500や仲間たちとの再会でした。
現地では、宿を熱田神宮近くにとったこともあって、2日目は朝から神宮を散策、名物の宮きしめんもいただきました。
帰りは途中まで緑の500、4台でのランデブー。と言ってもオリジナルの緑は1台だけで、4台とも違う緑なのが面白い。
旧オーナーとしては、いまだに愛情を注ぎ続ける現オーナーに喜んでもらおうと撮影に専念、この週末は2日とも快晴に恵まれ、よく手入れされた500のボディもより輝いて見えます。
今回もまた幹事さんを始めみなさま、楽しい週末をありがとうございました。お互い歳も食いました、今後も安全運転で、また会いましょう。