F1

F1・オフシーズン 2005-2006

今年は例年以上にオフシーズンの話題にもこと欠かないF1ですね。

とくに日本では佐藤琢磨の去就が注目されており、兼ねてからオファーを公にしていたミッドランド(旧ジョーダン)がモンテイロと契約を発表したこともあり、いよいよスーパーアグリしか可能性は残らなくなってきた。
佐藤へのオファーがどういう内容なのかはわからないが、個人的には、新チームでの参戦は危険と思っていた。やはりBARでさえ、戦略は目に見えるほど劣っていた上に、何年経ってもそのピットワークはお粗末だったからだ。ドライバー以外の仕事が多過ぎて…というのはミナルディに移籍した右京の言葉だが、琢磨のタイプのようなドライバーがそれをこなせるのかどうか。そもそも亜久里と琢磨はウマがあうのだろうか?それなら旧知のエンジニアもいて、経験も豊富なミッドランドの方が短期的な目で見たらよかったのではないかと感じてしまう。唯一長期的に見た場合にのみ、結果が残せずにすぐミッドランドをクビになるよりは、温情シートっぽい亜久里チームの方がいいのかもしれない。
それよりも小生として大きなニュースは、Aニューウィーのレッドブル移籍だろう。これにはかなり驚いた。参戦以来予想以上の結果を出し、フェラーリエンジンを獲得し、ミナルディを買収。話題にこと欠かなかった同チームだが、ここに来てビッグネームを獲得するとは…。ハッキリ言って来季以降のレギュレーション変更により、フェラーリエンジンにどれだけ期待がもてるかというのは甚だ疑問だ。ホンダやトヨタなどの日本勢がこう言った事には強いと思われるし、次いでメルセデスやBMWなどのドイツ勢、フェラーリはもしかしたらV8のノウハウの多いコスワースにまで負けてしまうかも知れない気もする。しかし、ニューウィーの加入はそれを補って余りある事だろう。
唯一残念なのは、オールニューウィーマシンの登場は2007年からで、その年クルサードが乗っているかどうかが分からない事だ。それでも来年の中盤以降のマシンの改良には貢献してくれるだろうから、今季のような中だるみが極力少なく済みそうなのは楽しみだ。
それにしてもニュウィーとクルサードはウィリアムズ、マクラーレン、そしてレッドブルとクルサードにニューウィーがついてくるように移籍し、仲のよろしい事で。あるいはこの移籍が、2007年のクルサードの去就に好影響を与えてくれるのだろうか?

AD

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る