九州Drive!2日目は、初日とは対照的に大自然を巡るコースです。
宿泊した豊後竹田から阿蘇を堪能してやまなみハイウェイを北上、別府に至るコースですが、まずは一旦阿蘇とは反対に豊後大野市の緒方を目指して昨日来た道を戻ります。
豊後大野には鷹来屋という酒蔵があって、以前近くの酒屋のバイヤーさんが催した利き酒会で美味しかったこともあり、通るからには訪ねてみたいと思っていました。
店に入ってからは気さくな女将さんとつい話し込んでしまい、すっかり予定オーバーに。帰り際に山廃の純米を1本買っていきました。クルマだと試飲ができないのがなんともツライんですが、帰りの荷物を気にせず一升瓶を買えるのはいいですね。今こうしてブログを書いている時に、鷹来屋さんから夏の限定商品のご案内が届きました。
鷹来屋さんのあとは、すぐ近くにある日本のナイアガラ、原尻の滝に向かいます。ここは滝の上に横断道路があって画像のように滝とクルマのダイナミックな写真が撮れる場所。何かのガイドで見て以来ぜひ訪れてみたいところでした。昨日臼杵から竹田までの途中に寄るのではなく、少し戻ってまでして2日目の朝に訪れたのは、この滝は朝でないと光の向きが悪くて写真が撮りづらいことと、2日目は平日なので少しは他の観光客の邪魔にならずに済むかな?という理由です。
それなりに観光客も訪れる場所なので、皆が滝の写真を撮ろうとしている時に、邪魔なクルマが停まっていたのではブーイングになりかねません。クルマの写真を撮るのもなかなか楽じゃないですね。
滝のあと、四国の四万十川で言う沈下橋のように、大分や熊本では古い石橋が人気で、この川の上流にもいくつかあって見に行きたかったんですが、道に迷う時間は取れない状況だったので、原尻の滝から一番近いはらじり橋だけ見て、阿蘇へと向かいました。
アーチ橋の形が分かるようにサイドから撮りたかったんですが、古いとは言えしっかり生活道路として使われており、クルマが来てしまって正面からしか撮れませんでした。やはりもう少し時間に余裕のある旅をしないといけませんね。
豊後竹田から阿蘇へは国道57号線の豊後街道を豊肥本線の宮地付近まで行って左折するのがメインルートですが、例によって途中で広域農道を左折してアップダウンの爽快なルートをとりました。PMなんとかのせいかすこし霞んではいますが、お天気は上々で、火山特有の景色が新鮮です。東側から阿蘇に入って、午後湯布院方面に北上するルートを採ったのは、午後に訪れる予定の天空の丘と呼ばれる場所での光の向きと、やまなみハイウェイは湯布院から南下してくると逆光で運転しづらそうだったためです。写真を撮りつつドライブを楽しむわけですからやっぱりそのあたりは大事ですね。そんなこともあってこの日のお天気にはホント感謝です。
広域農道は狙い通りほかのクルマはほとんどなく、弥七もスイスイ走ってお昼前には高森に到着しました。ここはもう熊本県、ずいぶん遠くまで来ました。目の前にそびえ立つ阿蘇山は巨大なカニのようです。