1ヶ月経ってしまいましたが、九州ドライヴの模様をアップしていきましょう。
初日の法事で1日を宮島で過ごしたあと、本来なら宮島口で宿泊するんですが、徳島を朝早い7時20分のスオーナダフェリーに乗るため、もうひと頑張りして徳島まで走ってそこで泊まることにしました。結構ヘロヘロになりながらも大野IC近くのENEOSで撮影向けに洗車したうえで向かったのがポイント。
スオーナダフェリーは本州は山口県周南市の徳島と、九州は大分県国東半島竹田津を結ぶフェリーで、スオーナダというのはつまり周防灘です。これを使うと徳島から国東半島の富貴寺までの場合、高速道路では215kmあるところ、わずか82.5kmと大幅なショートカットになりますが、実際のところ道路が空いていれば所要時間は30分程度しか変わらなさそうな感じです。
スオーナダフェリーは最近の高速道路料金割引政策のあおりをうけて2011年に2隻だった船が1隻となってしまいましたが、今後大分県内で建設中の高速道路を考えると存続が危うく、もしかしたら最初で最後の乗船になってしまうかも知れません。長距離ドライブで体力を温存したい人には有り難い交通手段なのですが、車両航送運賃が4m以内で10,500円はちょっと躊躇する価格ですし、必ず予約が必要なのも敷居を高くしてしまっているような気がします。
徳島港は画像の通り徳島駅の目の前と便利な立地なので、航路が残ってくれるといいですね。
さていよいよ船に乗り込みますが、車はトラックを入れてわずかに4台でした。
以下船内の様子です。
やっぱり体力温存には雑魚寝スペースがいいですね。混んでいる時はちょっとアレですが、ほぼ貸切状態で贅沢に過ごせます。船内には売店スペースもあり、以前は営業していたようですが、残念ながら利用客減少に伴って廃止されてしまったようです。まあ所要時間が2時間ですからちょっと微妙なところですね。新幹線も東京〜新大阪が3時間10分の頃は食堂車がありましたが、2時間半になった今ではビュッフェさえもなくなってしまいました。
竹田津港に到着です。ここから最初の目的地の富貴寺までは国東半島の海沿いを反時計回りに行くコースや県道で山中を抜けるコースがありますが、広域農道コースを選んだところ、適度なワインディング&ガ〜ラガラで眺めの良い場所もいくつかあり正解でした。地方の広域農道は取締さえ気をつければ楽しく走りやすいのでおすすめです。