室津(兵庫県たつの市)

室津(兵庫県たつの市)

龍野の次は同じ市内にある室津というところに向かう。


室津へは龍野から揖保川沿いを下り、途中からちょっとした山を抜けて岩見港へ出る。そこから「はりまシーサイドロード」と名付けられた海岸沿いを西へ進むと室津がある。シーサイドと言っても入り組んだ海岸沿いを進むのでとくに何があると言うわけでもなく、なかなかのワインディングロード。フィエスタSTはこともなげに軽快に走る。
室津は三方を山で囲まれ、それが風防の役目を果たしていたと言う天然の良港で、それを中心に発展してきた1300年もの歴史を持つ港町。島の突端には賀茂神社があり、御厨(京都賀茂神社の神領)であったとされている。
町へは信号から斜めに降りて行くのだが、なにしろ道が狭い。古い町並みに狭い道はつきものだが、入るのやめようかと思ったくらい。とりあえず民俗館の前が広かったのでクルマを停め、民俗館のひとにちょっと声をかけて歩いた。とくに古い家屋は多く残っているわけではなく、特定の一角に少し立ち並び、あとは散在しているという感じ。それでも漁港としていまも機能しているところにこの町の個性が感じられるし、なかなか活気もあって龍野とくらべると人懐っこい感じがする。

ホントに通っていいのかと思うような細道を、島の先端までいくと観光用に用意されている駐車場に出て(無料)、ここから賀茂神社へ上がれる。むかし大阪城を造る際に用意した石垣用の巨石を海中へ落としてしまい、その後引き上げられたものもここにおいてあって楽しめる。
今回はとにかく場所しか下調べをしていなかったので、またじっくり時間を作って来てみたい。

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