ぷらっとこだまでグリーン車

10日から3日ほど、用事もあって京都へ行って参りました。

今回弥七はおやすみ、「ぷらっとこだまエコノミープラン」を利用して新幹線で往復しました。このプランについては以前の記事を見てもらえればと思うんですが、ちょいとおごりまして1500円を上乗せするグリーン車プランを選択、それでもフツーにのぞみ号で行くよりは1700円ほど安く済むんですね。

所要時間はおよそ3時間40分で、少しでも早く現地入りして…という場合には向きませんが、実際昔のひかり号よりちょ～っと長いだけですし、自分などは新幹線で弁当を食べるのが大好きなので、発車直後と到着前の2回も食べられて満足です。

これがのぞみならちょっと2回はきついですね。しかもドリンク券がついていて、ビールなら350ml缶のものならどれでも選べるので、270円のプレミアム・モルツにすると一番搾りを選ぶよりも30円おトク（笑）。我が家では最近「麦とホップ」にしていたので、久々のビールです。
下の画像は往復で食べた4つの弁当たち（爆）

最近はこだま号でも2番目に新しい700系車両が使われているので、乗り心地もよく快適に過ごせました。ただ、今回のように1500円くらいの価格差ならまあ文句はないんですが、通常使うとするとグリーン車の設備、とくにシートに関してはもうちょっと贅沢にして欲しい気がしますね

。形状や素材がもうひとつなのか、シートを立てても倒してもあまり寛げない…と言うか普通車と全体的な印象はさほど変わらないんです。最新のN700系では大幅にこのあたりが改善されているそうですが、一人旅ではなく、隣の人を気にしなくても良いときは普通車プランで十分かも知れませんね。

照明にしても、ムーディな色調ではあるもののごく普通の蛍光灯カバーに、さらに穴のあいたカバーを貼付けただけみたいな感じでこれまたもうひとつ。逆に思わぬ収穫はグリーン車はシートが4列のため、通路の扉がちゃんとまん中にあって、違和感を感じずに済む事です。

普通車の場合5列のため、扉の位置がオフセットされ、見てるとどうにも落ち着きません。これは扉がズレていると言うよりは、それ以外のインテリアがシンメトリで構成されているからで、左右非対称に相応しいインテリアにすれば良さそうに思うんですがどうでしょう？

というわけでこのプラン、非常にオススメで自分もまた利用したいと思ってますが、唯一の不満点は改札口が限られる事です。ほかの色んな制約に関しては「まあ、仕方ないかな」と思えるんですが、在来線との連絡改札が使えないことだけはなんとかならないんでしょうか。

房総民は新幹線を東京駅で降りる場合、総武線にしても京葉線にしても一番遠いところまで歩かされます。それが最近品川駅ができて、連絡改札を使えばほぼ隣のホームのようなものになり、それはそれは重宝しています。でも今回のように連絡改札口が使えなければ一旦自由通路に出て、京急側へ随分歩かされ、そして改札を入ってからまた延々戻らなくてはならず、これはじつに面倒。

ま、個人的に今回は20時39分にこだまが到着して、20時41分発の千葉行き快速に乗らなければ、小湊鉄道に乗り遅れ、1時間近く何もない五井駅で待つはめになると言う状況だったからというのもあります。2分と言うのはいくらなんでもムリで、例え連絡改札が使えたとしても微妙なところ。

五井よりは品川で時間を潰した方がいいかと思いかけていたんですが、でもこだま号ですんで、停まる駅停まる駅見るとグリーン車付近に階段があるんですね。何駅もそんな状況を見ているうちに「これはダメもとで…」と思いはじめ、品川駅でもやはり目の前にエスカレーターが…。

結局、一世一代のダッシュをかまして乗れてしまったのですが、やっぱり連絡改札は使えるようにして欲しいところです。