我が家(社?)に新たなデジカメ、パナソニックのGX7がやってきました。
2010年の11月におなじパナソニックのGF1を導入してから約3年半、5万枚を超えたところですが、常々思ってきたのは唯ひとつ「ファインダー欲しかぁ」でした。
GF1以降、パナソニックGFシリーズの軟派路線まっしぐらにガッカリしていたとき、颯爽とファインダーを装備して登場したOM-D E-M5には心揺さぶられましたが、所詮は高嶺の花。一方しばらくパッとしなかったパナソニック勢ですが、ついに昨年9月、ファインダー内蔵のGX7が登場。「これだっ」と思いましたが、すぐ下がるだろうと思っていた価格がなかなか下がりません。
そうこうしているうちにパナではファインダーレスながら超小型のGM1、オリンパスE-M10と魅力的な機種が登場して悩ませてくれたものの、4月からの1万円キャッシュバックキャンペーンのおかげで、ようやくGX7に決定しました。
GX7は日本製ゆえか仕上げがなかなか良く精緻な印象があるのと、操作性、そしてミノルタ DiMAGE A1を彷彿させるチルト式ファインダーが、元ミノルタユーザーの心をくすぐります。こういった装備による独特なフォルムに仕上げてくるところや、渾身の機種の名に「7」をつけるところなど、どの程度かは分かりませんが、ミノルタの血が流れているような気がしますね。ただ、持ちやすいからいいものの、グリップまわりの造形はちょっとミスマッチでしょうか。ボディカラーはどちらでも良かったんですが、熱に強そうな気がするのでシルバーにしました。
付属の20mmレンズはGF1の時にもついてきたので、ボディのみで購入した方が安上がりなんですが、量販店で3万5千円以上するわりに差額が7千円程度しかないことや、嫁がE-PL2につけたいとのことなので、レンズキットにしました。なかにはレンズだけをさっさと売却して節約する方もいるようで、結構賢いかも。
まだほんのテスト撮影程度ですが、GF1と同条件で比較するまでもなく、かなりの進化を見せてくれます。レンズ資産があるので、今回SONYやFUJIなどのAPS-Cセンサーミラーレスは考慮しませんでしたが、M4/3の弱点と言われている高感度性能も飛躍的に向上しているようです。センサーの物理的な面積差がある以上、今後も画質に関してはAPS-C優勢は続いていくでしょうが、この調子でM4/3も進化して「もう一般的には十分な性能」になったとき、過剰な性能よりも、より小型のシステムの方がウェイトが高くなってくるかも知れず、意外と将来性は期待できるかも知れません。
思えばGF1を買って最初に撮ったのはめぐでした。GX7は動画性能もかなり向上しているそうなので、そんな絶好の被写体がいないのは残念だけれど、来月予定している北海道をはじめとした旅の記録や、庭の開墾の記録を残していけたらいいですね。
どうも。
いよいよ乗り換えですか。やはりネックはファインダーでしたか。
仕事で撮影の機会が多いのであれば当然の選択でしょうか。
M4/3、特にPanaはレンズ群もかなり充実していますから。
私も、OLYMPUS PEN本体とのデザインの一体感に目を瞑るなら、
Panaレンズを選びたいところです。
OLYMPUSもPENシリーズに、早く内蔵ファインダーを導入して貰いたいものです。
外付けEVFも優秀ではありながら、非常に煩わしい。
ミラーレスとは言え、レンズ交換式カメラなのであれば、本体が多少大きく重くなっても、
やはり内蔵ファインダーを覗いて撮るのが自然ですね。と言うか基本かな。
PENを2年半使い込んできて、最近常々思うようになりました。
ファインダーが望めないなら、FUJIのX-E2などAPS-Cにも心が挫けそうになりましたが、
M4/3に拘り、OM-Dにも浮気せず、次期PENシリーズの動向を見守っている今日この頃です。
いやぁ、どうもご無沙汰です。
やっぱり、こう屋外だとぜんぜん撮れないんですよね、ファインダーがないと。
PENシリーズの内蔵ファインダーはどうでしょう、OM-Dがあれだけ小さく仕上がっているので、外付けのままで行きそうな気がしちゃいますね。
GX7もGM1を用意していたから内蔵できたような感じですし。
ただ、あれですね、GX7も足りない面はあるんですけども、あれもこれも十分になったとたんに「モノ」って魅力がなくなっちゃうんですよね。進化のストーリーが鈍るって面もあるんでしょうけれど、やっぱりヒトが工夫して使うときの充実感がなくなることが大きいのかも知れません。
性能アップしないと他社に持ってかれちゃうし、アップすると飽きられる…、メーカーさんも大変だ。