きょう5月1日は、めぐ18回目の誕生日(と決めた日)。
やっぱり一緒にお祝いしたかった。
「めぐっ」と呼ぶ時の幸福感は続いていて、いまなお口に出さない日はありません。感謝の思いを込めて、大好きだったホットケーキを焼いてもらいましょう。焼いている時の匂いですでにはしゃいでいたのを思い出します。
普段はフツーに楽しく過ごしているつもりなんだけれど、意識のどこかに爆発物のようなものがあって、急に何かの拍子で場所に関わらずポロポロッとなってしまうのには困ります。愛犬を失くした人はたくさんいるのに、皆どうやって乗り越えているんだろう…と情けなく思うこともしばしばですが、いずれ変わってくるでしょう。
先日、ホームセンターのペットコーナーになんとハスキーがいました。ブームが終わってからと言うもの、ついぞ見かけなかったものですが、4ヶ月のかわいい男の子です。
塗り分けがめぐと似ているうえ、ちょっと臆病だけど陽気で人懐っこいところもそっくり。“その気”で来ていたら間違いなく連れて帰りたくなるような子でした。
そう言えば、その前に別のホームセンターに行った時も、こちらはお客さんがカートに乗せているのを見ましたが、またハスキー再燃なんでしょうか?
この女性のお客さんの連れたハスキーの件がまた傑作でした。
それこそ生ハスキーはめぐ以来(めぐはミックスだけども)だったので、思い切って「触ってもいいですか」と聞いてみると…
女性客:いいですよ、ワンちゃんお好きなんですか?
自分:はい、大好きなんですが、昨年失くしてしまって(とiPod壁紙のめぐを見せる)
女性客:あ、ハスキーだったんですね。うちも失くしてしまって、この子を飼ったんです。
自分:そうだったんですかー。
嫁:私も撫でていいですか?
女性客:どうぞどうぞ。
…と、ひととおり撫で回して。
自分:大人しい子ですね。
嫁:かわいい。どうもありがとうございました。
お礼を言ってその場を離れたところ、飼い主の方が追ってきます。どうしたのかな?と思っていると、嫁に「もしかして、○○ちゃんじゃない?」
嫁:あーっ、△△ちゃん?
結局その方は嫁の中学時代の同級生でした。しかも仲の良かった。自分はまだしも、まったく犬にしか目がいってないんですね。
めぐの誕生日が近いというのに、いつまでも寂しがっているぼくらを案じて、めぐが色々と気を使ってくれたんでしょうか。
今後新しい子がウチにくるかどうかは分かりません。でも、まだしばらくはこのままでいると思います。
↓まだ子犬時代のめぐ。養老渓谷にて。
畑仕事をしているときに、ちょっと離れたところで穴掘りをしている家の犬を思い出してしまった
あの子のが居なくなってかなり経ちます(30年かな)が、いまだに犬は飼えません。
雪の日に買い物に行くと、店の前で頭に雪をいっぱい載せたまま
お座りして待っている、頭のよい子でした。
犬は猫よりロスレベルが違いすぎて、自分の気持ちを次の子に簡単に切り替えるのが難しい気がします。
爬虫類だと殆ど感情移入が無かったんだけど(笑
おやびん、犬ってやっぱり素直で無垢な分、真っ直ぐな目がずっと心に突き刺さったままです。
めぐはちょっとおばかなところがありましたけど、絆を感じます。