エアコン買い換え

9年間使ってきたエアコンが不調のため、ついに買い替える事にした。

2年くらい前から、どういううわけか雨の日などに使えなくなってしまったエアコン。ちゃんと動作する時もあるので、去年も修理を頼んで部品交換しつつ様子を見てきたが、結局今年も同じ症状が再発し、買い替える事にした。あの交換部品は一体何だったんだろうか。

しかしエアコンも安くなったもので、以前は10万くらいがおおよその目安だったものが、今朝の新聞のチラシを見てみると工賃込みで49800円からある。当然通販などではもっと安いものもあるのだが、アフターサービスなどを考えて今回は量販店のケーズデンキを使う事にした。最寄りのケーズデンキは、珍しく住宅地のど真ん中にあるので、クルマで乗り入れるのが面倒くさくなくて重宝している。

いつもはチラシの特価商品を買おうと決めて出掛けても、現物を見ると「この機能はいいなぁ～」とかで結局少し高いものを買ってしまったりするのだが、今日は初志貫徹を決意。

ほぼ開店と同時に入ってみたが、やはり多くの展示品に目移りしてしまう。指名買いをしようかと思ったが、他に客もいないのでとりあえず話を聞いてみることに。すると「それならこの富士通の方がパワーもあっておトクだよ」と言われ、いきなり初志貫徹が揺らぐ。だいたい量販店にはメーカーからの出向社員がいたりするので困る。

つとめて冷静に比較してみるが、いわゆる廉価バージョンなので、パワー以外に機能上決定的な差が見つからない。価格が51000円なので納得できるだけのアドバンテージを引き出そうとさらに店員に長所を訪ねると、49800円の方はフィルターが別売りなので結局1500円くらい余計にかかるとのこと。また、とりあえずお約束で値切ってみたら5万円ちょうどにしてもらえた。ケーズデンキは5万円以上の商品が5年保証となるので、200円差で3年保証よりもずっとよく、初志貫徹は果たせなかったものの、結果的には良かったんじゃなかろうか。

上級モデルではないので、省エネ性能もまあそこそこだが、暖房モードは使わないため、6畳モデルを買った事もあって（部屋は８畳）、今までのモデルと比べて消費電力は2/3になる。以前、Macとオーディオとエアコンを同時につけたら落ちたこっとがあったが、これで多少は余裕ができるかもしれない。まだエアコン販売のピーク前らしく、月曜には取付けできるとの事だ。

それにしても家電は確かに安く買えるようにもなったけれど、耐久性は逆に落ちているような気がする。白モノ家電なんて半永久的に持つもんだと思っていたが、考えてみればTVも冷蔵庫も洗濯機も電子レンジも買い替えた。この年になると10年なんてあっという間で、心情的には20年くらい持ってほしいのだが…。白モノ家電の故障って結構痛いんだよなー。