今日我が家に縁側ができた。
リフォーム中の事、お世話になった棟梁さんにはいつもお粗末ながらお茶をお出しさせてもらっていたのだけれど、その時に「縁側っていいですよねー」という話になり「それなら作ってきてやるよ」となってしまった。リフォーム中にいらなくなった戸袋の廃材を使ったとのことだが、画像のように立派なものだ。枠の木材は「家にあったんだよ」とのこと。成り行きとは言え、まったく申し訳ない話である。
設置完了後に、またお茶をお出しして、できたばかりの縁側に腰掛けつつお話をした。棟梁さんはそれなりにご年配の方だが、物腰の柔らかい、個人的にはブルーノ・ワルターとイメージがかぶるような感じの方だ。
暑いくらいの晴天の中、リフォームが終わってしまった事を少し寂しく思った。