2011年9月以来、約3年半ぶりに弥七号のタイヤを新しくしました。
BRIDGESTONE POTENZA RE050Aでの走行距離はほぼ28000kmジャスト、残り溝は3mm近くありましたが、3年半も過ぎてるし…というわけです。距離より前に時間が経ってしまうとは、ズイブンと乗る時間も減ってしまいました。
次のタイヤは長いことミシュランのPS3にしようと思っていたんですが、このところの旅行三昧で予算がとれないこと、RE050Aを履いていて「純正装着タイヤはもうちょっと挙動が素直だったような気がする」ことから、10年目の原点回帰で、ピレリのP ZERO NEROにしました。ネットショップで実質1本8000円程度で購入できるのは実にありがたい。
タイヤは注文してからすぐに届き、いつものタイヤ交換ショップに持ち込んで交換してもらったところ、スタッフから「履いていたタイヤ、セパレート現象が起きてましたよ、交換して良かったですね」と言われてビックリ。
確認させてもらうと、上の画像のような亀裂がタイヤの裏側に。そしてその部分の表側には下の画像のようにプックリとしたコブができてしまっています。
セパレート現象は、最悪破裂の危険性もあるわけですが、このコブは、タイヤの内側にできているため、通常では確認できず、ニキ・ラウダなら走行中の挙動で感じ取ったかもしれませんが、自分は全然気づきませんでした。
知り合いのタイヤ館スタッフに、原因を聞いてみたところ、「段差を乗り越えるなど強い衝撃があったからではないか」と言われましたが、強い衝撃を伴うような段差乗り上げをした覚えは全くありません。しかも、1本ならまだしも、3本に同様の症状が出ていたことの理由には当たらないような気がします。「そういったタイヤは回収して研究施設に出します。」というのもないですし、ブリヂストンタイヤ、結構アブナイ?
タイヤ交換後は、慣らしも兼ねて軽くドライブ。RE050Aがいくら倍以上の値段するプレミアムタイヤと言っても、3年半の使い古しでは、ネロの新品には太刀打ちできないようで、ニュータイヤは実に快適。「NEROって前からこんなに静かで乗り心地良かったっけ?」と思うくらいです。
帰宅後、せっかくだからと水性ワックスで綺麗に、2本目のタイヤを磨きつつ文字を眺めていてまたビックリ、「ん?195/45ZR16 84W?たしかさっきのは195/45R16 84Vだったはず!」
確認してみると左リヤと右フロントの2本が240km/hまで対応の「V」で、別の2本は270km/hまで対応の「W」となっています。これは気づきませんでした。
購入ショップの取引条件では装着前なら交換に応じるものの、装着後は当然NG。でもさすがに銘柄もサイズもトレッドパターンも同じで、わずかにR→ZR、V→Wの表記が違うだけではそうそう気がつきません。そもそもプロが間違うわけですから…と電話で一応言ってはみたものの、まあ、再販できない以上はムリでした。
仕方なくピレリに確認してみると、「若干の構造の違いはあるものの、通常通り使っていただいて問題ありません。」とのことなので、前セットと後セットで2本ずつ分けるように組み替えてもらって使うことにしました。ま、ニキ・ラウダじゃないので、きっと差もわからないんじゃないかと思います。
あらためてタイヤを眺めていると、以前に比べて若干ショルダーが丸くなったような気が。そういえば少し前にNEROもマイナーチェンジをして「GT」がつくようになりましたが、乗り心地が良く感じたのもそのせいでしょうか?
タイヤ交換は当然ブログに書こうと思っていましたが、これほどネタ満載になるとは。ちなみにニュータイヤの生産国は両方ともルーマニア、生産時期はVが2014年の28週、Wが44週で、レアサイズであることを考えればまぁまぁです。
いやー、まだフィエスタに乗ってらっしゃったんですね!
相当前(7年以上前?)にコメントさせていただいたトラヴィック乗りの者です。
carviewにフィエスタの記事があり、ふと思い出して貴殿のブログに来てみましたら
まだブログを継続されていて、さらにまだフィエスタに乗ってらっしゃるのを見て
嬉しさのあまりコメントさせていただいた次第です。
かく言う小生もまだトラヴィックに乗っております。もうすぐ12年です。
お互い良いクルマは手放せませんね。
それでは。
どうもお久しぶりです!
ちと旅に出ておりまして、認証&お返事が遅れて済みません。
フィエスタ、新型がかな〜り気になってはいるものの、MTがないので思いとどまれている感じです。
長年基本性能を維持してこその欧州車ですし、大事に楽しく過ごしましょう。