「次期デミオのプロトタイプが展示される」と聞いて行ってきました、六本木はけやき坂。
マツダが掲げる「魂動デザイン」、初となったCX-5はなかなかの仕上がりだったものの、アテンザはどこか華奢で煮詰めの甘さが感じられ、続くアクセラは、リフレクションがきれいにコントロールされたオフィシャル画像を見る限りでは、力強く見えて期待しましたが、メディア取材での画像や、実物を見ていくにつれ、残念ながらデザインコンセプトに振り回されたような形の「イビツさ」が目につきはじめるようになってしまいました。
そして第4弾として登場するデミオ、魂動デザインも4作目でこなれてきたか、オフィシャルでないメディアの画像で見ても、なかなかの存在感が感じられて興味がわいたのと、もはやクルマではなく、別のモノを作っているような他の国内メーカーと違って、まだまだ「クルマ」を追求している感のあるマツダはやはり応援したいと、仕事のついでに六本木まで見に行くことにしました。
昨今のカープ女子効果があるのかどうかは分かりませんが、会場にはすでに4〜5人の見物人が物色中。展示されている魂動デザイン4台はすべて赤ヘルカラーのソウルレッドプレミアムメタリックですが、いいですね、自分も買うとしたらこのカラーになるでしょう。
新しいデミオで最も注目していたのがインテリアです。アクセラもとても良かったんですが、デミオはそれ以上で、白い本革が実際以上に良く見せているかもしれませんが、シンプルかつフレンドリーな仕上がりに感心しました。その分メーター周りはもうちょっと演出を抑えて、クロームは真ん中だけ、もしくは円形3連で構成するのが良かったかも知れません。本革シートは、座面が別素材なのがいいですね。汚れがどのように出るのかは気になりますが、購入するとしたらぜひ選んでみたいオプションです。
エクステリアに関しては、いいなと思ったのは各ラインの力強さです。ウィンドウやヘッドライトのアウトラインやボンネットの面などはアクセラと比較してもギュッと勢いがあって気持ちがいい造形をしています。
ただ、それだけに残念なのは、まずプロポーションの弱さです。全体のシルエットもヒョッコリしてちょっと洗練さに欠けるようですし、Aピラーまわりもボンネットからの力強いラインを止めてしまい、まとめきれていないように思います。
それとサイドビューを見た時に、全体的に線が細い。特徴的な前後のキャラクターラインは、互いにケンカしてしまったアクセラのときよりも、主従関係をはっきりさせて、仕上げも相当丁寧にしている印象があるものの、存在が希薄で表面的なものに終わっています。前後フェンダーも含めて、構成する面を断面で見た時に、テンションがゆるく、かつみな同じような感じのためでしょうか、くどい割に弱いという結果に。また、サイドウィンドウのリアの止め方もCピラーを弱くしてしまっていますし、フェンダーの仕上げにも新しさが見られません。
思うに、アテンザ以降、グラフィックで特徴を出そうとしすぎているのではないでしょうか。確かに一般的にも分かりやすいとは思いますが、思いつきのようなグラフィックが、かえって造形をきちんと成立させるときの足かせになっているようにも感じてしまいます。他社との差別化は重要ですが、そのために安易なグラフィック的要素に頼るのではなく、造形として最良を求めた結果として差別化される方が望ましく思うわけです。
とは言えメカニズムも含めて意欲作であることは伝わりますし、今のところ走りも高評価。同クラスのクルマの中でも魅力的でおススメできるクルマにになるんじゃないでしょうか。現行のフィエスタと比べても、エクステリアでは譲りますがインテリアは個人的にデミオの方が好感持てますし、だいいちMTの設定があるのが素晴らしい。少なくともスイフトの線は消えたかな…という感じです。まずはどんなバリエーション展開になるか、試乗も楽しみです。
嫁号のDYデミオがそろそろ入れ替え時期なんで、候補No1ですが・・・
まーたオーディオ交換出来ないクルマなのかよ! でボツになりそうな予感。
ハスラーのmazda版なっちゃうのかな、
SUZUKIはこの辺りじゃ7年で
ブレーキもナックルもスプリングもマフラーもフロアもフレームもドアもグスグスになるから
止めて欲しいんだけどな、殆ど自分では洗車しない汚嫁号なくせに。
そうそう、スイフトですが
インプレッサから乗り換えたお寺の奥様が言っていた事ですが
第一声が「ウルサイ!」でした、次の車検までは我慢して乗ると言ってましたが
車格と価格考えたら、しょうがないだろうと思う
まして変態設計&メンテしづらさNo1のSUZUKIなんだし。
個人的に、あの溶接面の汚さだけで選ぶのがイヤになります。
オーディオ交換の件だけでボツになっちゃうのはちともったいないですねぇ。
フィエスタもおすすめですけど、あれもオーディオはダメですよね。
交換出来ないDYデミオで懲りてるんです。
ユニット交換出来ないとオーディオの楽しみ方の変化に対応しきれないのが大きい。
それに、CDプレイヤーが調子悪くなっても、市販品だと1万以下で交換出来る物が
修理で1.2万円も取られたし、音も安っぽい。
ましてアクセラのマツコネは酷い有様、あの値段取るのにTVチューナー別体別売り
馬鹿じゃないのかと思ってしまう。
私の回りだと
BMWもオーディオシステムが旧くなってきて交換したいけど出来なくて
USB使えないからハイレゾ楽しめないとか、苦労している人が多すぎ。
ダッシュボードに位牌のごとくモニターが立っているのが一番イヤです
Mazda自社製では最低ランクのクルマで数を売らなきゃいけない車両なんだから
価格を低くする為にもオーディオレス仕様も用意出来る様な
内装デザインじゃないといけないんじゃないかと思っています。
デミオはプレミアムカーじゃないよ。
一体型のオーディオが出た頃から批判は結構あったんですけどねぇ。
音楽がデータになって、優秀なポータブルも出てくると、どんな風に変わってくるか、様子見ですね。