Car

フォード・フォーカス

ぜかこんどはフォーカスがきています。これは広報車ではなく、実はKaの代車なのです。

そうそう、金曜日にフィエスタが帰って行きましたが、ちょっと寂しい。いいクルマだったナ。ああいうさりげなくきちんとつぼを押さえたモデルが国産にも欲しい。フォードはターゲットは女性とハッキリ謳っているが、女性向きと言えばすぐにファニーなモデルとなってしまう国内の車はやはり歪んでいる!フォードさんには取材に関係なく色んなモデルに乗って下さいと言って頂き、嬉しい事だけれど、いつかまたフィエスタの極上サスペンションに乗りたいものですねえ。
と、その1日後にはフォーカスがきました。Kaの調子がちょっと悪く、入庫したのでその代車。とってもいい代車ですな。もちろん裏に持込みましたよ~。欧州フォードのハンドリングは現在非常に高い評価をされていますんで、これはインプットしておかねばならないと思いましてねえ。
ま、デザインは出た頃より普通になっちゃいまして、フロントとリアがちょいとアンバランス。全体にずんぐりしていてやはりちょっと前のデザインでしょうか、今ひとつスッキリしません。デザイナーA氏はプロポーション自体は非常に古くさいと言ってましたねえ。
この車両は23000キロあまりを走行しているため、ベストコンディションではないかも知れないけど、とにかくよく曲がる。それもキュッとクイックに曲がる。曲がり過ぎ。まっすぐとコーナリングのつながりが唐突で、まるでミカ・ハッキネンが乗ってるみたい。これ、どうなってるんでしょうねえ?しかも、曲がる時とまっすぐ走ってる時の挙動に統一感がない為に、慣れないと高いスピードでコーナーに入って行けない感じ。オーバースピードで突っ込んで行ったのに曲がっちゃったというか、コーナー手前迄はもっと減速しないと曲がれなさそう、とクルマが思わせちゃいながら曲がっちゃうというか、だからコーナリング中はかなり横Gがかかるんですよねー。その点姿勢の制御が抜群のフィエスタに比べると、ちょっと落ちるかなと思ってしまう。ただ、フィエスタよりも高い速度では曲がって行けるので、一芸に秀でていると言えばいいのか。そうは言っても、ベクトラよりもコーナリングスピードは低かったな。
いやーいろんな性格のクルマがあるもんですね。

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