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ああ、祭病

フィエスタSTに乗って約1年。小生は相当にフィエスタの病に冒されてしまっているようだ。

今回の修理でお借りした代車は、シボレー!クルーズ
要はスズキの先代スイフトですね。走行距離がまだ3500km程度の新車で、きれいで良かったんだけれど、乗ってもう「な、なんじゃこれは~!」と言う感じ。
まったく運転している感覚がなく、ハンドルも遊びしかないのかよ!ってくらいのダルさ。まるでTVゲームみたいに接地感もなく、滑走しているような感じ。乗り心地もヒョコヒョコしてなんとも落ち着かないし、シートも見た目はちょっと良さげなのだが、座ってみたら最悪。クッションの硬い部分柔らかい部分がまるででたらめ。
そもそもフィエスタと比較する事自体が間違っているんだろうが、現代のクルマでこうも格差がある事に驚いてしまう。パワーがない事とかそんなことはいいのだが、フィーリングというか感性の面でまったく合わない。このあたりのクラスのクルマには免許取り立ての人も乗るんだろうに、本当でこんなんでいいのかと心配のひとつもしたくなる。
が、しかし、こんなクルマでも1日乗ると扱いに慣れてくるところがあって、乗り換え直後に比べると、格段にうまく動かせるようになる。はっきりとした評価軸を持っているなら別だが、一般ユーザーにとって、クルマの評価なんてものはある程度慣れないと分からない面はあるのだなと思い直す。とはいえ、評価が覆るまでにはいたらなかったのは、所要でかなり久し振りに乗ったKaがやはりとてつもなく楽しかったから。
そんなわけで、今日フィエスタの修理完了の連絡を貰って速攻で引き取りに行く。自宅に帰るまでの5kmが本当に幸せ。フィーリングの良さと言うのは当たり前のように馴染んでしまう為に、つい見落としがちだが、それを実現させるための熟成と言うのはやはり大変なものなんだろうなと見直してしまう。
フィエスタSTの性能のいくつかは確かにオーバースペックかもしれない。でもフィエスタの性能はそのまま安全という性能に直結するものばかり。初心者にこそこのようなクルマに乗ってもらいたいと思わずにはいられない。(だからもっと部品供給とかしっかりしてね、フォードさん)

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ああ、祭病」への2件のフィードバック

  1. KAの接地感も、ものスゴイものがありますからねー。
    最初の数メートルで驚いたワタシは、そういうクルマには乗れませんねー。
    とはいえ、クルーズなんていいじゃないですか~。ワタシの時なんてボロボロの○ラージュでしたから(^^;

  2. smartkaさん>>
    接地感と一緒にものすごいトレッドのワイド感もありますよね。フィエスタよりも着座位置が低いですし、ホントゴーカートのように楽しいですよ。

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