前回の大整備で「もうしばらくは大丈夫でしょ」と思っていたのが甘かった。
9日の日曜日、「オイル交換無料!」に釣られて、ちょっと早めの12ヶ月点検にKaを出したところ、左フロントブレーキのキャリパー固着が発覚。3月20日のブレーキディスク交換時には7mm残っていたパッドが、わずか半年あまりの間に1.5mmにまで偏摩耗してしまっているうえに、キャリパーピストンの傷によってパッキンを傷めてブレーキオイル漏れの危険性もあるとの有り難いご診断結果が。
なんでもディスクの交換による動きの変化がきっかけになったのでは…といういまいち納得しかねる理由のようですが、これは修理しないことにはどうしようもないので、お値段を聞いてみるとナント、キャリパー1個5万円超!これはもうイギリスから取り寄せしかないと、とりあえずその日は恐る恐る帰宅してしばらく使用禁止。妻は弥七で通勤することに。
夜に早速FordPartsUKのトレバーさんにメールしたところ、いつもながらの素早い対応で、翌朝には見積が届いていました。 気になる価格はキャリパー1個 135.05ポンド!(約16500円)で、送料を入れても軽く半額以下ということになり、速攻で注文。発送もじつに素早くて、15日土曜日の夕方には着いてしまいました。
そして本日、マッチングもバッチリで無事装着完了。Kaは結局この半年間でディスク、キャリパー、パッドのすべてが新品となりました。
もしキャリパーが5万円なら、何しろ走行距離14万kmだし、半年前にディスクと一緒に換えておけば28万kmまで持つ計算で、工賃も節約できたものを…と後悔したでしょうが、16500円程度なら固着するかどうかも分からないんだし(事実片方は健康だったし)使い切って交換で良かったかな…と思えると言うものです。
それに、実際は工賃も含めて急な出費となっているわけですから、痛いはずのところ、ちょっと得したくらいの感じに思えてしまうわけですから面白いですね。トレバーさんのおかげですっかり楽しい輸入車生活が送れます。
Kaはこのほかエンジンヘッドカバーのガスケット交換とタペット調整をした結果、えらい静かになりました。 これでさすがにしばらくは…いやいやハブとか窓が落ちるとか…やはり20世紀のクルマですし安心はできませんな。
FordPartsUKは発注から到着までが速いし,トレバーさんのご対応もソツがないですよね。
同行号(現在18.6万km)も前回の車検時(昨年7月)に次の車検でキャリパーのオーバーホールが必要かもとDのメカさんに指摘されています。価格によっては交換でも良さそうですね。
>>同行二人どの
そーなんですよ、UKくらいの値段だったら「まだ乗るし交換しとこうかな」っていう選択肢ができるんですよね。もはやFordPartsUKさんは欠かせない存在です。