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やっぱり500

このところ試乗車や友人のクルマを交えて何台も乗ってきたけれど、自分にとってはやっぱり500がいい。


ベクトラのコーナリングはもの凄く高次元だったし、8や156のエンジンも素晴らしかった、レガシィのしなやかさも驚くべきものだったけれど、大した馬力もなく、FFでボディもよれよれの500がなぜか楽しいのだ。これはもう自分が旧車マニア風偏屈親父になったか、もう500の挙動が体に染み付いてしまったかのどちらかなのかも知れないが、一つ言える事は、500のコックピットの空間デザインが秀逸である事。そして,その中の重要な要素としてシートの低さがある。現在のクルマは乗降のしやすさを優先したために、スポーティセダンといえどシート位置が高い。さすがに8は低めオているのだから、乗り込む時は座面が高く、エンジンをかけると初期設定値にまでシューっと下がるシートを開発すべきだ。
また、さらに理由を挙げるとすると、ボディサイズだろうか?今回の試乗車はすべて3ナンバー。神経が行き届く大きさの方がそれは面白いはず。いまではカローラも3ナンバーになろうという時代だからそれも望みが薄いが、クルマに乗せられている感覚を少なくし、自分が操っている感覚を多くするのにこれらの要素は実際深く関わっているはずである!と思う。
あとはやはりこのクラスのクルマには贅沢なV6エンジンが光る、パワーの出方やスムーズネス、そしてサウンドまでまだまだ素晴らしい。確かにアルファのものも良かったが、500は10年以上も前のクルマで、13万キロも使ったものなのだ。エライ!それでいて美しいのだからまだまだ大事にしないと。

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