大多喜めぐり

6日は関西よりユーノス500つながりの友人が上京するとの事で、房総をご案内。

最初は開発著しい都心部の案内も考えたのだが、神戸からではそう大きな違いもなさそうだし、自分自身ももはや人並み以上に案内できるのは東京ではなく千葉だろうと思い、房総を走り回る事にした。結果的に天気がよかったので、都心よりも良かったのではないだろうか。
朝、宿泊している田町まで迎えにあがり、まずはちょこめいさんに教えてもらった寿司屋で房総寿司ランチを食べて気分を盛り上げる。それから房総入りして、お茶がてらmuseum as it isへ寄る。1つ1つの目的地ももちろん大事だが、友人は以前来てくれた時から、千葉特有の低い山々の連なる景色がお気に入りと言ってくれるので、道中もたっぷり堪能できるコースを選んだ。
as it isの後は大多喜町を訪ねた。大多喜町は房総半島のほぼ中心に位置する城下町として16世紀後半から栄えたところ。家からクルマで30分程度と近い割になかなか行く機会もなかったのだが、近年古い街並整備に力を入れているらしく、寄ってみることに。
小さいながらも街のシンボルとしてお城の天守閣があると言うのは、なんとも羨ましいもの。それだけでちょっといいところに住んでいると思えるではないか。ただ、この天守閣、復元のコンクリート製であることはまだいいのだが、その大きさや形状など、ほんとに天守があったかどうかも含めて定かでないらしく、いわゆる模擬天守という形態には多少なりとも疑問を感じる。
最近でこそ復原には資料を元にできるだけ忠実にという意識が浸透しているけれど、再建された昭和50年頃には、そうでもなかったのかも知れない。千葉は久留里城や千葉城にも同様の事が言え、地元民としてすこしばかり寂しい。
さて、城下町の方はと言うと、文化財に指定されている建築を中心に、観光案内所や資料館を新たに整備し、それなりの雰囲気はあって、思った以上に楽しめそうな街だ。現在建設中の圏央道ができればアクセスもしやすくなり、自治体もそれを見越しての計画なのだろう。存続が危ぶまれているいすみ鉄道にももしかしたら恩恵があるかも知れない。ただ、いくらハードを整備しても、ソフトが伴わなければこの場所で成功するのは難しい。まだまだ街全体が生きている感じがないのだ。今後このあたりをうまくすすめ、時間をかけるべきところはじっくり腰を据えて、取り組んで欲しいところだ。
大多喜の後は外房の海に向かって進み、御宿に出る。特徴的と言えば九十九里浜の方がいいのだが、サーファーが数多くいたので、メッカとしての特徴は見てもらえたかも知れない。
そしていつもの蕎麦を幸七で食べる。運のいい事にその日から新蕎麦との事。待ちに待った蕎麦の季節到来である。
蕎麦を終えたらアクアライン経由で一路東京へ。日も短くなってきたので渡る頃には真っ暗。
東京ではでぃりぃ氏と合流していつもどおりファミレスでだべりタイム。
ユーノス500の繋げてくれた友人の輪を楽しんだのでした。

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大多喜めぐり」への5件のフィードバック

  1. 好きですねーさかえ寿司。
    房総巡り今度はご一緒させて下さいな。
    ももやんも早く見に来てねん!!

  2. いやぁ~、お昼のお寿司に行きたかった!
    お城見物も行きたかった!!(笑)
    ま、午前中動けなかったんで仕方なかったんですがねー。
    一日運転手お疲れ様でした。
    また遊びませう。

  3. >>ちょめもどの
    いやー、もう、あそこ最高っす。あの辺だったら近いですしね。今回も前回も1番乗りでしたよ(爆
    ももやん、いきます!元来ずーずーしいタチなのでどうにも最初だけは遠慮がちに…。
    >>でぃりぃどの。
    まー、いろいろありますよね。寿司はモーターショーの時にでもどーです?焼鳥も買いましょう。

  4. 本当に現地ではお世話になりました。
    房総の独特の風景は非常に気に入っております。
    城のロケーションは本当に絶妙でしたね。
    よく考えられています。
    遺構が少ないのは少々残念ですが、城下町としてのパッケージとしてはかなりよいのではと思いました。
    これに懲りずに関東遠征の際はまたよろしくです。

  5. >>えいしゅんさん
    どうもお疲れさまでした。また新しい所を探しておきますんで、いつでも来てください。

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