“One day” at the Village Vanguard

6月25日はBill Evansファンにとってちょっと記念すべき日。

45年前の1961年、「Waltz for Debby」と「Sunday at the Village Vanguard」の大名盤を生み出した歴史的ライブが行なわれた日なのだ。そして当時そうであったように明日の25日も日曜日、彼らは確かにそこにいて、まさに奇跡の時を刻んでいたのだ。Jazz史上最高のピアノトリオの一つとされるエヴァンスーラファローモチアンの組み合わせは、このライヴの直後に発生するラファロの事故死によって突然の終焉を迎えてしまう。こういった背景が、このライヴとアルバムをよりドラマチックなものへとしているが、永遠に語り継がれるべき名演である事はもはや疑う余地もない。

ところでmixiのビル・エヴァンス・コミュニティでは、登録者の1人が「4344人のエヴァンスナイト」というものを企画されている。4344人とはもちろんコミュニティの登録者の数で(現在は4547人)、当時を偲んで25日の夜23時、皆で一斉に「Sunday at the Village Vanguard」を聴き、同じ時間を共有してみませんか?と言う粋な催しだ。もちろん場所は各自がアルバムを聴ける場所。小生も是非参加してみようかと思っている。

「Sunday at the Village Vanguard」は当然人気盤なことと、当時エヴァンストリオはまだ駆け出しで、プレス枚数もさほど多い方とは言えず、オリジナル盤はとても高価でちょっと手が出ない。というわけで小生の場合はUK盤モノラル録音。画像のようにジャケットはコーティングこそ奇麗にされているが、かなり青みがかっていてちょっとヘン。でも状態がとても良かったのでお買い得だった。

実際のライヴは当然ニューヨーク時間の夜なので、日本では26日の朝になるわけだけれども、25日の夜は「Sunday at the Village Vanguard」のレコードで楽しみ、26日は当時のライヴの収録テープをそのままCDに納め3枚組で発売された「Bill Evans The Complete Live At The Village Vanguard 1961」で楽しもうかと思っている。mixiをやっていなくてもエヴァンス好きな方は是非この粋な企画への参加、いかがです?

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“One day” at the Village Vanguard」への3件のフィードバック

  1. 残念ながら「Sunday at the Village Vanguard」は持っていなくて・・・
    「Waltz for Debby」「Portrait in Jazz」は持っているのですが^^;
    でも面白いイベントですね!
    とりあえずレンタルで探してみようと思います♪

  2. しゃちこさん>>
    いい企画ですよね。聴いてみて気に入ったら是非ライブラリに。あ、でもエクスプロレーションズが先かな~(笑)

  3. 近所の図書館へ。

    近くの図書館がリニューアルしてから、図書館がよいが頻繁になりました。夏から工事をしていたので、3ヶ月以上閉館していたことになりますね。お知らせも何もなく突然・・だったので、びっくりしたものでした。システムが変わり、自分でチェックイン・チェックアウトで

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