先日、結婚10周年と言う事で、思い切ってダイヤを買った。
などと言いつつ、しかしこれはかみさん向けではなく自分用、しかも購入は内緒(笑)。ダイヤはダイヤでもレコード針なのだ。
以前から使っていたオーディオテクニカのレコード針AT150TIが、特定の音域で割れるような感じになって来たので、買い換えを検討。でも、さほど長く使っていたわけではないので、カートリッジがもったいないと、針だけ交換する事にした。しかし、そもそもTIの交換針自体は売ってないので、ここは針が違うだけのAT150MLXの交換針、ATN-150MLXを買う事に。
AT150MLXは以前新品で買っているので、これで同じものが2つになり、いまや我が家の定番針となった。なので今使っているMLXがダメになってからこの新しいのを使えばいいのだが、せっかく同じものが2個あるのだから、ここはエージング前とエージング後や、ヘッドシェルの違いによる、音質の比較をしてみるのも面白いかもしれない。
まだそれほど多くの針を試したわけではないが、AT150MLXはとてもいい針じゃないだろうか。ちょっと線が細いのだが、輪郭がくっきりして、繊細な高音と引き締まった低音を出してくれるし、この傾向が我が家のターンテーブル、KENWOODのKP1100に合っているように思う。そのうえコストパフォーマンスも高いのだから小生の懐にも合っている。AT150TIはそんなMLXを購入するきっかけをくれた針だったが、これで無事お役御免と言ったところ。ご苦労様でした。
今回初めてレコードの針の部分を拝見いたしましたが、精密でデリケートなおかつ力強いカタチがある事に気づかされました。実用性と美しさを感じる造形は、何度みても見入ってしまそうな感じです♪
しょっぱーずさん>>
そうおっしゃっていただけると、今回良い方のデジカメを持ち出した甲斐があると言うものです。人間にとっては機会と言えど、このレコードプレーヤーくらいのアナログな領域が残っている方がいいような気はするんですけどね。