アンプ《PMA-2000IV》修理完了

修理に出していたアンプが15日振りに帰ってきました。



「離れて分かる、有り難さ」なんて使い古されたような言い回しですが、まさにこの15日間がそんな感じで、受け取り後、あたかも新しく購入したかのようなハイテンションでセッティング。

結局セレクタのファンクションスイッチの接点が酸化して不良だったとのことで、スイッチとプロテクタのリレーを交換、オーバーホールに関しては各部点検の結果、何も問題なく、アイドリング調整だけしてもらいました。

部品代は1500円ポッキリなんですが、これに技術料が13000円かかりました。でもこれでまた当分安心して使えますね。セレクタの酸化に関しては、動かした方が良いそうなんですが、なにしろ7つあるうち、CDプレーヤーとレコードプレーヤー、あとはiPodをチューナー用端子に繋いでるだけなので、3つしか塞がっておらず、無駄に豊富なのも困りモノ。

ひととおりの接続が終わって電源を入れ、久々にB&Wを鳴らした時はちょっとした感動でした。自分で末端処理をしたスピーカーケーブルが鳴ってくれたことも嬉しかったんですが、何よりその音にビックリ。じつにダイナミックで立ち上がりがよく、スピード感があるように感じるんですが、これはニューケーブル効果でしょうか?
と言ってもこれまでのよりも単価は安いくらいだし、純粋な性能差以外にも古いケーブルのむき出しの末端が劣化してしまっていたことや、この15日間Macに繋いだしょぼくれスピーカーで聴いていたことなども作用してそうです。

ちょっと困ったのがiPodの音がこれまで以上に悪く感じるようになってしまったこと。それだけ今回CDやレコードの音が良くなったわけで、iPodはこれまでも確かに良くはなかったんですが、その差が3倍くらいになったような感じ。これもスピーカーに伝わる情報の純度が増したために善し悪しがより顕著に出るようになってしまったというワケでしょうか。こんなに効果がでると電線病にかかってしまうのも分かります。

多少費用は掛かりましたが、使い慣れたオーディオをフレッシュな気分にさせてくれる「故障」も、たまには良いかも。

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アンプ《PMA-2000IV》修理完了」への5件のフィードバック

  1. セレクターを7個も埋められないですよね(@_@)
    電線病に感染しちゃいましょうよ(笑)
    車のアーシングケーブルも良さそうですよね(^_^;)

  2. >>まきのりどの
    たまに付け替えるといいみたいなんですけど…メンドクサイ。ハード面はいろいろしたい気もあるんですけど、ソフト重視派なんで、予算があったらソフトへまわそうかなーと思ってるんですよ。クルマも機械に手を入れるより、出掛ける派ですしねー。

  3. はじめまして
    突然失礼いたします。

    下名のPMA2000IIも全く同じ症状で困っています。
    メーカー修理に出そうと思っていたところ、原因とおおまかな
    修理額がわかって、修理に出す気になりました!

    もうPMA-2000クラスを買い換えるお金はないので・・・(笑)

  4. しょうへいさま、コメントありがとうございました。
    お役に立てるととても嬉しいです。でも、自分のはIVで後なのに、随分早く症状が出たことになりますね。

  5. 3,4年くらい前にチャンネル関係なくノイズが乗るようになり、一度修理していたのですが、このたび今度は突然セレクター切り替え時の音飛び現象が発生しました・・・
    念のためサービスセンターに電話して訪ねたところ、恐らくまだパーツも残っていて直せますとの回答だったので、本日発送しました。無事に帰ってくるまで待ち遠しいです。

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