今朝の朝刊を見ると見事に満開の桜並木の写真が掲載されている。
今日は午後から天気もよくなり、明日以降はまた不安定な状況が続くらしいので「いっそ見に行くか、例の場所に」と出掛けてみた。去年見つけた時には桜が終わっていたあの場所だ。
しかし、道中の桜の様子からもしやと思ってはいたものの、結局まだまだ3分咲き程度にガックリ。ホントならピンクとイエローのラインがズラーっと続くはずなのである。後日うまく満開の晴天時に来られれば良いんだけど、どうだろうか。
ここの近くにはいすみ鉄道が走っている。開業以来ずっと廃線が取沙汰されている路線だが、聞くところによると今年何らかの方向性が示されるらしい。もし廃線ともなれば見られなくなるので、青海波号と一緒に写真でも撮っておこうかとおもった。駅に寄って、簡素な無人駅のホームにある時刻表を見ると、ちょうどあと15分くらいで列車が来るらしい。
たまたま駅を探している時に見つけた良いロケーションが近くにあったので、列車の来る数分前くらいに合わせて行ってみる。ここはちょうど線路脇にお寺の入り口があって、このお寺と列車をバックにするのである。踏切を渡り終えたところにクルマを停めるので、邪魔にならないように直前に来たというわけだ。といっても道路は狭い私道のような路地で、めったにクルマの来なさそうなところ。駅を見つけるまでにここを3回通ったが、1度もすれ違わなかったし、多分大丈夫だろう…と思っていたのが甘かった。
あと30秒もせずに列車が来ようと言う時になんと対向車が入ってきてしまったのだ。しかも2台(笑)。これはもう当然交通優先なので退去したけれど、ローカル線なだけに次が来るのは1時間以上もあとってことでガックリ。
画像はその時の試し撮り。もう遮断機は降りていて、この後ズームを引いてちょっと角度を変え、線路脇に咲く菜の花も入れつつ撮ろうと振り返ったらクルマが…。うまくいけば山門の赤、青海波号の青、列車と菜の花の黄色とプリミティブな3色のコントラストが面白そうだったのだが残念。
と、なんの収穫もなく帰路についたけれど、ニュータイヤのおかげで運転は楽しかった。乗り心地も角がとれたような印象。静粛性のアップとともに全体的に質感が上がった感じがするが、このP-ZERO NERO、もしかしたら純正装着タイヤよりも幾分コンフォート寄りに振られているのかもしれない。もうちょっとライフ性能をグリップ力に振ってくれても…と思わなくもないが、ウェット性能もいいし、価格も含めてなかなかバランスの良いタイヤではないだろうか。
せっかくのチャンスが残念でしたね。
今年の桜は早い予想でしたが、3月中旬の寒波で、平年より遅れ気味のようです。
>>take☆さん
いつも気づいたら終わってしまっているので、早めでもと思ったんですが、難しいですね。桜は色が淡いので曇り空ではちょっと物足りないですし、晴天に合わせ込むのは至難です。サラリーマンではないだけ分がありますが…。