先日の関西行きでも感じた事だけれど、大型トラックにスピードリミッターが装着されてから、東名高速のようなトラックの多い高速道路はかなり危険な状況になっているように思う。
とくに飛ばす人にとってはかなり走りづらいんじゃないだろうか。走行車線には80~100kmの遅いトラックがズラ~っと連なり、仕方なく追い越し車線を走るも、何分もかかって追い越しをするトラックが前を塞ぐ、やっと追い越し終わったと思ってアクセルオンするとまたこちらのペースを考えずに追い越しを始めるトラックが割り込む。この繰り返しが事故へのプロセスとなりつつあるのだ。
・そもそもトラックの割り込み方があまりに身勝手で危険
・割り込みが身勝手な上に長いので、普通乗用車のドライバーの苛々がつのる
・一旦割り込まれると長いので、次は割り込ませまいと車間を極端に詰める
・解放されると狂ったように飛ばす
こんな感じで非常に危険。飛ばすクルマもブレーキ&ベタ踏みの繰り返しでさぞかし燃費も悪かろう。
逆にゆっくりめのドライバーにはちょっと有り難い面もある。ずっとトラックの後ろに付いていればいいだけのことなのと、たまに追い越し車線に入ってもトラックがいちいちブロックしてくれるので猛然と煽ってくるクルマが少ない。
とは言え全体で見ると、飛ばせないのはともかく、そこかしこで危険な状態のまま走行しているのは問題だ。これは明らかに事故に繋がるだろうし、トラックは原則追い越し禁止にするとか、リミッターを80kmにしてどうしてもの追い越し時には30分に1回しか使えないブーストボタンを押すようにするなり考えた方が良いかも知れない。
もっともこういう状態になるほど交通量の多いのは東名だけというなら、しばらく我慢して第2東名はトラック禁止とすればいいだろうか。
またETCレーンで減速しないクルマが多すぎる。ETCレーンで減速が必要なのは、データ読み取りのためではなく、万が一エラーで止まってしまうクルマがいても事故にならないようにするためだ。ネットの掲示板では、「前のクルマがエラーで急ブレーキしてぶつかった。相手はこちらが悪いと言うがおかしい」とまで主張する輩もいる。これがトラックになると衝突エネルギーも大きいのでそれこそ大惨事。少なくともETCレーンに速度測定機をつけて60km/h以上は安全運転義務違反かなんかにするなど考えた方が良い。
今は、非ETC車と混在なので、ETCによって1台でも多く料金所でパスしようとする心理が働いてしまうのかも知れないが、全車ETC装着車になれば少しは緩和されるだろうか?
とにかく今の高速道路は危険だ。早急に改善して欲しいところ。
私も大型のスピードリミッター装備は疑問に思いますよ。
昔はタコグラフとかの針をひん曲げたりしてたようですが、やはり寝る間も惜しんで過積載で飛ばさにゃ赤字だそうで、スピード制限されたら寝不足どころかぼんやり運転が増加するだけです。
運送屋は燃料代も上がって大打撃だそうですから、ドライバーの負担はさらに増えるのではないかと思いますヨ。
Yukizoさん>>
いや、赤字を理由に殺人行為をされても困りますよねぇ。ちょっと急げばギリギリ黒字になるからいけないのであって、全然赤字なら業界も変わるかもしれませんし、運ちゃんもその方がいいはず。
JR貨物に振らせた方がいろいろと良さそうだと思います。