昨日から始まったF1 サンマリノGP。ここからヨーロッパ・ラウンドが始まる事から「第2の開幕戦」とも言われている。
ルノー、トヨタの好調とフェラーリ、BARの不調が浮き彫りになった開幕3戦だったが、不調チームもしっかりと立て直しを計ってきており、実力を発揮しきれなかったマクラーレンも含めて実力拮抗の様相。それは今日行われた予選1回目でも明らかになった。
なんと上位7位までが別チームで1分20秒台に11台もがひしめく大接戦。それはそれで楽しいのだけれど、その大接戦のなかでも下位に沈んだ佐藤琢磨と、大接戦にも参加出来なかったレッドブル・レーシングが悲しい。琢磨は新シャシーじゃなかったんだろうか?そろそろバトンを上回って来ないと来年以降が非常に厳しくなってしまう。クルサードはまずはリウッツィより前のグリッドで一安心だが、2回目で大失敗ということもなくはないのでまだまだ分からない。ただ、今回は彼にとっては静かなレースになりそうだ。レッドブルは来季よりフェラーリエンジン搭載との事だが、そこにクルサードが残れる保証はない。
フリー走行の時点では好調に見えたカーティケヤンだが、さすがにジョーダンでは厳しいか。どうも見ていて危なっかしいのは琢磨に似たところがある。
日曜日は天候にもよるが、これだけまともにチームが絡み合っているのであれば、雨のようなイレギュラーな要素がなくても十分たのしめそうだから、ドライがいいナ。なかなかどうして、ことしのF1は面白い。