長谷寺から初瀬街道をさらに西進すると、そうめんを干している風景が見えてきます。
桜井の北東に位置する三輪は昔からのそうめんの里、兵庫生まれとしては揖保の糸がごひいきですが、奈良の初日のお昼はこの三輪でにゅうめんを頂こうというわけです。
でもそのまえに、街道沿いにある柿の葉ずしヤマトに寄り道。寿司好きには奈良名産の柿の葉寿司は外せません。ひとくちに柿の葉寿司と言ってもお店によって少しずつ味が違うそうで、奈良滞在中に色々と試してみようと、ここはテイクアウトのお店なので、宿での夜食用に購入しました。店内に立ちこめる酢の匂いにヨダレが…、今すぐ食べたい気持をグーッと抑えてまたクルマを進めます。
三輪の街はそれこそそうめん屋だらけなんですが、今回お邪魔したのは三輪明神大神神社の入り口近くにある「そうめん処 森正」さん。門構えがちょっとした料亭の趣でビクつきますが、暖簾をくぐってスグの玄関先の中庭で食べると言ったちょっと変わったスタイル。
メニューはいたってシンプル、温かいのか、冷たいの、柿の葉寿司がメインなので、にゅうめん(800円)2つと柿の葉寿司(650円)を注文しました。もともと和食好きなうえにこういう古都にくると余計和食を食べたくなるんですが、なにしろお値段が…。そんななかにゅうめんは比較的安く上げられるうえに名物なんですからとても有り難い。
待つこと10分ほど、でてきたにゅうめんの上には三つ葉と揚げ玉、そしてしめじが乗っているんですが、このしめじが何とも美味しい。お出汁もちょうど良く、そうめんもタップリ入っていて満足しました。柿の葉寿司は通常の柿の葉に加えて季節ゆえでしょうか、赤い葉にくるまれたのもあって目にも楽しいものでした。
食後は向かいのお店でそうめんの”ふし”を購入、ふしというのは、そうめんを干して伸ばしたときに竿にひっかかっている部分のことで、それだけ一番力が加わるのでコシが強く、お吸い物に入れたりすると楽しそうです。
時刻は1時半頃、日の短い季節ですがこれなら法隆寺に2時頃に着けそうです。
無事に奈良についてなによりです。
このにゅうめん。。。うまそう!
上にのってるみつばもいいですねー
お昼時に見ているのでお腹がぐうぐぐなるじゃないですかw
柿の葉寿司とかもう、大好物!!いいなあ。じゅるり。
>>べっちどん
やぁやぁ、先日はどーもでした。
奈良、美味しくて京都よりは安いしいいですよ~、でも京都なら帰省途中に寄れるけど奈良はちと遠回りなんですよねー。
クルマなら電車よりもそれやすいんで、おねだりしてみては如何?