生口島を満喫後、瀬戸田PAより尾道へ向かいます。
この日の宿は糸崎でとっていましたが、尾道へ寄るのは単に同じルートを戻るより、一筆書きの方が楽しいことと、おみやげに「でべら」を所望されていたため。
ですが、以前あった瀬戸田PA〜尾道の直通バスはなく、乗り継ぎとなってしまいました。この乗り継ぎがなかなか時間が合わないうえに運賃もちょっとお高め、そこでとったルートは向東BSで下車して1kmほど歩き渡船で渡ること。これなら渡船体験と良い街並み散歩にもなります。
尾道では「でべら」を買った後、ラーメンを食べたりレトロな酒屋、向酒店で試飲をしつつお酒の話をしたりしたあと、「天然温泉 尾道みなと館」へ。糸崎の宿は民宿でフツーの風呂のため、こっちで入っていってしまおうという算段です。
温泉でリフレッシュした後は尾道駅より呉線で糸崎へ。OPENまであと1週間にせまった新駅舎をながめつつ乗車します。
翌日は本来の目的である法事で宮島へ、三原より広島までは新幹線を利用、この区間は途中に東広島駅がありますが新駅のため、それ以前に設定された隣駅の特定特急料金が適用されて990円です。向かいの上りホームにはハローキティ500系が。
東広島駅に近くと面白い車窓になります。家がみんなデカくて屋根が赤い!もちろんカープファンだからというわけではなく、寒さに強い石州瓦を使っているためなんだそうですが、お城のような構えのわけは分かりません、たんに裕福な地域だったんでしょうか。
広島駅に着くと山陽線で宮島口へ…は行かず、宿へ荷物を置きに天神川へ。広島は比較的宿の内容のわりに宿泊代がお高めの印象があり、そこへ白羽の矢が立ったのが天神川駅から近いホテルタミー天神川。できたばかりなことと、リーズナブルな料金、そして近くに車両基地があるロケーションなどで選びました。
広島駅へは1駅なのと、ここはまだ見たことのないマツダスタジアムが途中にあるので歩きます。試合はなく、数人の選手たちが練習を行なっているだけでしたが、もうずいぶん野球観戦にはいっておらず、久々に行ってみたい気になりました。
マツダスタジアムから広島駅まではカープワールドで、横を通る電車も赤ければ、走り回るマツダ車も赤が多め、ローソンまで赤くなってしまっています。
カープはなぜ赤いのかについて、なかなか説得力のある由来がないんですが、偶然にしても平家と同じというのがちょっと面白い。
広島駅ではひっきりなしに路面電車が発着していますが、ここもこれから大きく変わっていくことになります。
駅で叔父と待ち合わせて宮島へ、無事法事を済ませて天神川で1泊、翌日は朝から三瀧寺や半べえの庭園を見て帰るつもりだったのが生憎の雨。時間を早めて帰ることにしました。
広島駅の土産屋では前回美味しかったレモンピールのお菓子を大量購入、ここ最近瀬戸田レモンのネームバリューはかなり高くなりましたが、個人的に好きな味は大長レモンの方(右側)でした。どっちも美味しいんですけどネ。
EX予約のポイントが溜まっていたためグリーン車を利用、4時間ほど乗るのでちょうど良いかと思いましたが、新幹線は普通車でも結構快適なので、値段ほどの差を感じなかったのが正直なところ。
以上、楽しい法事旅でした。おしまいに従兄姉からもらったチョコを。「メリーチョコレート 広島東洋カープ ファンシーチョコレート」ってやつです。