西エリアチケットも予選・決勝日は名前の通り西コースだけになります。
3日目の土曜日はまず130R〜立体交差で眺めます。ここは1990年に初めてF1観戦をした時の場所、プロストやセナに心踊りましたが、決勝で彼らは走ってきませんでした。
ここは文字通り上のマシンも下のマシンも見られますが、ちょっと単調かもしれません。
そのあと、午後はヘアピンから立ち上がってコーナーを曲がったところの北側、上の写真の階段の上で見ようかと思っていたらナント閉鎖に。仕方ないのでそのままバックストレートの席へ。スプーンへの侵入から長い間マシンを眺められますが、ネットがあって撮影には向かないようで、ここではひたすら眺めていました。セッション後半結構な雨も降ってきて、しっかり西エリアの洗礼を味わいました。
打って変わって決勝日は快晴、これが相当暑くて雨よりはマシですが西エリアの難行苦行は続きます。
この日は初めてとなるスプーンカーブでの観戦と決めていましたので、サーキット入場後もひたすら歩きます。それでもついた頃には席がほぼ埋まっていてギリギリセーフといったところ。
この日も往年のマシンの走行を眺めます。ベネトンは斬新なカラーとともに野心的なチームで楽しい存在でした、今でいうとRedbullのような感じでしょうか。マクラーレンのマルボロカラーも懐かしいです。mp4/6はちょっとカッコ悪いマシンでした。
決勝ではベッテルとフェルスタッペンがいきなり目の前でやらかしてくれて、興味半減!でもその後のスプーンでのオーバーテイクショーは良かったんですけども。
追い上げるマックス、デビュー当初は「変な顔」と思ったものですが、すごい選手になりそうです。
キミ・ライコネン選手、来季この車にはシャルル・ルクレール選手が乗ることに。
ルイス・ハミルトン選手、近年のF1退屈症候群の立役者ですが、何とか他チームにも奮起してもらいたいところ。
スプーンカーブは陽が回ってくると逆光にならずに済むので撮りやすいですね、といってもあまりの失敗量産のためシャッタースピードをあげて安全策をとってしまいました。
追い撮りが逆光気味になるのもマル。写真はフェルナンド・アロンソ選手ですが、前を行くホンダのマシンに何を思うか。
結局決勝はメルセデスのワン・ツーとなりました。さほどエキサイティングなレースではなかったものの、スプーンはいい観戦エリアだったと思います。
遠くに海が望めるのも鈴鹿サーキットの気持ちのいいところ、向こうに見える島影は知多半島でしょうか。
10年ぶりのF1、やはり楽しかったです。ホンダが強くなるとまた観客が増えてしまうんでしょうか、毎年はないにしてもまたここに観に来たいですね。