F1日本GP2日目の金曜日、いよいよマシン走行が見られます。
とその前に、今回の宿は松阪にある「ホテルAU松阪」でした。直前にキャンセルがあったのかたまたま空いていて、値段も他のホテルに比べて「F1価格」の値上げ幅が少ないことに好感を持ち、予約を取りました。多少の差でも2人で4泊すれば大きいです。
松阪は鈴鹿の南側なので、千葉からは遠くなってしまいますが、開催期間中の列車は南側の方が空いていて通いやすいんです。
部屋も広めで4日間過ごすには問題なし、もともとの評判もいいホテルなのでラッキーでした。
松阪からサーキットへのアクセスですが、木曜日は近鉄白子駅からのシャトルバスがサーキットのゲート近くまで行ってくれますが、金曜からは1km近く離れたところの発着になってしまい、これなら稲生駅から歩いた方がいいと、快速みえを利用することにしました。
この日はまず1・2コーナーから観るつもりで、新しく1コーナーゲートという入り口もできたので稲生駅のアドバンテージはでかいです。
いよいよフリー走行が始まり、10年ぶりのF1サウンド!が、なんとも残念なことになっていました。エンジンが変わっていることは知っていましたが、「らしくない」としか言いようのない音です。
こちらは来季、フェラーリでの活躍が期待されるルクレール選手。2コーナーのS字よりは以前観戦したことがありましたが、1・2コーナーのスタンドはいいですね、面白いです。
ハミルトン選手。
今回は換算600mmレンズを持参しましたが、いつからかカメラの全長制限なるものができたんですね。同時にできたカメラマンエリア以外では、ボディからズーム時のレンズ、フードも含めて26cm以内に収まっていないといけないそうです。確かに観戦中に大砲をブンブン振り回されたら迷惑かも。
その点マイクロフォーサーズはGX7mk2+100-300mmでフードをつけなければ全域クリアでき、フードをつけても500mm域まではOK、こんなところで規格のメリットがあるとは。
オコン選手。いま、フェルスタッペンとルクレールが将来のチャンピオン争いを演じると言われていますが、このオコン選手にも絡んで来てほしいところ。来季はシートがありませんが、2020年から復帰して暴れてほしいです。
午後はシケインに陣取ります。空も少し明るくなってきました。噂にたがわず2006年に比べたら観客数は段違いのようで、金曜日とはいえ写真のとおり。でも観る方にとってはこれが快適です。
フェルナンド・アロンソ選手。もう少し活躍が見たかったですね。
ブレンドン・ハートレー選手。カーナンバーの固定は個人的に賛成なんですが、27・28番はいまだにフェーラーリの印象があります。
セバスチャン・ベッテル選手。フェラーリに来てからどうも今ひとつ、長くクルサードが開発して来たレッドブル車の方が合っていたんじゃないでしょうか。
今回はSUZUKA30thの記念レースとして、往年のマシンの走行がありました。その多くが懐かしいのですが、一番見たかったのがこれTyrrell 019です。ハーベイ博士の傑作マシンで、中嶋が乗っていたこともありますが、コンパクトでスッキリしたカラーリングも良かった。
この頃はノーズの断面の面積制限がなかったのか、くびれのあるノーズがカッコよくて好きでした。もっと撮りたかったんですが3日間を通して調子が悪かったみたいで、あまり周回できませんでした。
そしてFerrari 248F1、2006年のマシンですがこの音、この音ですよ!F1はこうでなくちゃいけません。今回はマクラーレンのドライブにハッキネン氏も来てくれましたが、去年まで現役だったマッサ氏がこのFerrari 248F1に乗ってくれたおかげで、ほぼ全開のエキゾーストノートを味わえました。
さて、F1は観戦後、現地での食事もまた楽しいものです。今回は美味しい魚を食べさせてくれるいい居酒屋さんを見つけられて、松阪がグッといいところになりました。その居酒屋さんは3泊のうち2晩通っただけでなく、その近くにはなんとJazz喫茶もありました。
ともにマスターと話しで盛り上がり、BOGARDさんは閉店時間を過ぎてしまいました。こういうところがあると、また来たくなりますね。
つづく