ついに待望のF-1 4コママンガ、グランプリ天国のLAP3が発売された。
F1の世界では、今年に入ってから続々と新車が発表され、期待感も高まって来ているが、開幕戦までにはまだもう少し間がある。つまらないオフシーズンをプレステのF1ゲームで過ごすのもいいが、そんなにお金も時間もない貴兄には、この「グランプリ天国」がオススメだ。
贔屓のドライバーによって若干受け止め方に違いはあるだろうが、F1ファンなら間違いなく笑える小ネタが満載。笑っている間にF1の知識や楽しみ方までが習得できてしまうと言うスグレものなのだ。
無料でダウンロードできる「Grand Prix Speed F」ができてから「F1速報」誌の最後の砦と言っても過言ではないほど。個人的にはこの漫画がなければ、よほどDCがいい成績を収めない限り、ニキ氏をはじめ、旧態依然とした執筆陣のF1速報など買わず、F1GP特集を買うだろうというくらい。
3LAPでは、そう遠くないうちにあるだろうクルサードの引退の後に、ポッカリ穴があいてしまう事を筆者が恐れてか、前巻ほど登場機会がないのはちょっと寂しいが、この巻でミハエルも引退し、次巻からはまた新しい展開になるのだろう。
ただこの漫画、面白いとは言っても結構マニアックな世界なので、廃刊にならないうちに、はやめの入手がおススメ。
同じマニアックな世界のレコードコレクター漫画「ときめきJAZZタイム」はもう入手が困難らしい。