先日行われたオーストラリアGPで、ついにクルサード選手が通算500ポイントを獲得。
今年のF1は予選、決勝ともになかなか面白いのだけれど、クルサードに限っては昨年の痛快なスタートに比べてちょっと煮え切らない感じ。クルマのポテンシャル自体は感じるのだが、実際上を行きたいBMWやトヨタ、ウィリアムズあたりのようには行っていない。チーム内に絞って見ても、クリエンが予選を最終ピリオドまで進めているのに対し、3戦ともセカンドピリオドどまり。
今回の決勝でもフィニッシュは9番手で、ノーポイントだったのが、8位のスピード選手がイエローフラッグでの追い越しペナルティで25秒加算されたために転がり込んで来たものだ。しかしこの幸運な1ポイントによって、クルサードは通算獲得ポイントを史上4人目の500台に乗せたわけで、これから始まるヨーロッパラウンドへ向けた弾みにしたいところ。
獲得ポイントそのものに関しては、以前は6位までしか与えられなかった上に、優勝者は9ポイントだったりして、最近の方が獲得しやすく、一概に比較はできないが、史上4位と言うのは、シューマッハー、プロスト、セナに続くもの。このいつの間にか感が毎度の事で素晴らしい(笑)。
結構色んな記録でバリチェロと争っていて、バリチェロがホンダにいる限り、記録を伸ばす可能性は高く、クルサードも負けずに頑張って欲しいところ。