1990年頃のF1はセナ・プロ対決をはじめ、見所も話題性も満載で、多くの速報誌がありましたが、人気の下降とともに次々と消えて行き、残ったのは「F1速報」だけという有り様。
F-1人気が単なるブームなだけであったことが伺い知れるわけですが、ブームでも何でも関心を持つ人が増えてくれないとそれこそTV放映だって安泰ではないんですよね。WGPだって危うかったわけです。
それでもトヨタ参戦や琢磨の活躍もあって、このところ息を吹き返し気味のF1。実際は新シリーズなどでバタバタなんですが、一般人にとってはそれは関係のない事。
そろそろまた新しい速報誌でも…と思っていた矢先に見つけたのが、この「週刊エフ」でございます。こんなのがあるのを最近まで知りませんでした。
山海堂からですから前身はあの速報誌の雄(かどうかは知らないけど)GPX。で、画期的なのが「タダなこと!」と言えば怒られますか。要はPDF形式によるダウンロード購読なわけです。タダとは言え内容も充実、写真もシッカリしてますから、実際自分も速報誌を今年は買っていません。
ま、欠点を挙げれば、全ラップタイムやラップチャートがなかったり、全てのコメントがなかったり(これはF1サイトで入手出来ますが)、当然だけど大好きな「F1グランプリ天国(マンガ)」の連載がなかったりとあるけれど、それは些細なこと。