釜山ツアー3日目は釜山の街をウーロウロ。
釜山は港町というのもあるけれど、山が迫っていて神戸や長崎のような感じですね。面白いのは1直線に階段が作られている箇所がある事です。これを使って通勤している人はいい運動になりそうです。
海外は有名な史跡などに行かずとも、街中を歩いているだけでも眺めが新鮮で面白いのがいいですね。ただ、やっぱり看板などを見てもハングルはチンプンカンプンです。中国のときは漢字なのでなんとなく想像がついたんですが、ハングルはもう記号も同然でお手上げ。
さて韓国のクルマ事情ですが、クルマはほとんどが起亜か現代で、普段見られないクルマたちばかりではあるものの、中国のようなバラエティさには欠け、あまり楽しくはないです。フォードもついにトーラス1台しか見かけませんでした。上の画像は釜山駅前ですが、変にワンボックスが多かったりせず、そういった点では健全さも感じられますが、無彩色のボディカラーが多いのは日本以上でちょっと寒々としますねー。
そうそう、歩いている途中で日本車を見かけたんですが、それがなんと京都ナンバーのクルマでした。フェリーで渡ってきたんでしょうか?馴れるまでは右側通行がちょっと怖そうですね。
釜山で一番驚いたのは現地の方の親切さでしょうか。行く予定だった喫茶店が工事だかでお休み、皆でさあどうしようかと考えていたところ、「お困りですか?」と日本語で声をかけてくれた青年がいました。「代わりのところを探してる」と答えると、携帯で友人で電話してまでいいお店を当たってくれるんです。そういう人がいるとはガイドブックに載っていましたが、ホントにいたんでオドロキ。日本の感覚からすると、ちょっとめんどくさい位の話ですが、そう感じてしまう事じたい、日本の社会がまずい方向へいきつつあるのかも知れません。
これにはさらにつづきがあって、結局フツーの小さいカフェに入ったんですが、そこの女性スタッフにフェリー乗り場までの行き方を訪ねたところ、行き方が分からないのか、日本語が苦手なのか店を飛び出し、わかる人がいる近くのショップまで呼びにいってくれました。もちろんその間、ショップは自分たちだけで留守番状態。普通なら「わからないです」と答えて終りですよね。
そういえば、地下鉄に乗った時にも優先座席はきちんと空いていましたし、助け合いの精神がきちんと残されているところは見習わなければいけません。
面白いのは、韓国語がわからないからと英語で話しかけるよりも、日本語で話しかけた方が通じやすいんです。日本から近い釜山だけなのかどうかは分かりませんが、それだけ日本人観光客が多いんですね。自分のような海外ビギナーには有難いことです。
さて、韓国でのお土産は、結局窯元で買いそびれていた青磁の器です。選び方などは全然心得てないんですが、ホテルのショップで自分なりに気に入ったものがあったうえ、当初の価格よりかなり安くしてもらったので決めました。基本、器は使うために買うんですが、今回は使おうか飾ってみようか迷い中…。
4日間あっという間でしたが良い家族旅行ができました。