冬と夏2回の「帰省ついで旅」ですが、2018年夏は大雨になってしまいました。
いつも通りカミさんと一緒に新幹線に乗車、新大阪で別れます。夏は祖母の命日が近いとあって、そのまま山陽新幹線に乗り継ぎ相生へ。
相生に停車するこだま号に乗り継ぎますが、この予約していたこだま号がたまたま1週間ほど前より運行を開始したハローキティ新幹線で、ホームはえらい人だかり。そのスタイルで人気の500系新幹線ですが、すっかりネタ車両になってしまいました。
ハローキティ新幹線は1.2号車は車内までハローキティデコレーション状態ですが、予約した6号車は通常のままでホッとしました。6号車は知る人ぞ知る、もともとグリーン車だった車両で、2列+2列のユッタリシート、やたら外国人が多かったのは気のせいでしょうか。
相生で山陽線の乗り継ぎ有年駅へ。ついに旧駅舎がなくなってしまい、見送りに来てくれた祖母の姿を思い起こすのにも少し努力が必要になってしまいました。
それにしても、高齢化が叫ばれて久しい昨今、これまでは少なくとも下りで来た時は1段も階段を上らずに外に出られたものが、橋上駅舎へ上ったり降りたりを強要されるとは、乗降客の多い駅ならまだしも…近代化ってなんだろうと思わずにはいられません。
お墓まいりが終わっても雨は結構な雨量で、仕方なくいつもの寄り道は諦め、梅田のホテルに向かいます。今回のホテルは地下鉄中崎町駅近くにあるウェリナホテル梅田、なかなか過ごしやすいホテルでこの日は仕事をすることにし、夜は近くの47都道府県の日本酒を置いてあるというリール食堂へ。
少量での飲み比べができるのがGood、しかも盛り合わせも美味しくて安い!このあたりはさすが関西ですね。
翌日も相当な大雨で出かける気にならないというより、ちょっとヤバい?ぐらいの感じ。とりあえず仕事をするも10時にはホテルを出ないといけないので、まずは梅田のにしむら珈琲へ、自分以外ひとりしかお客さんがいません。
その後小さい頃から通い慣れた阪急梅田駅へ、ホーム端にある喫茶店「プレンティ」は暇つぶしに最適、上の画像はたまたま一瞬阪急電車が全て出払った時の様子です。
じつはこのプレンティ、2019年3月に閉店してしまい、この時が最後に。その後7月末にワインバー「おさかなキッチン」が開店したそうですが、ボーっとはできなくなってしまったかも。
雨はますますひどくなり、阪急電車も次々と運休に。困ったことに翌日くろしお号で和歌山に行く予定だったのですが、今日だけでなく明日も紀勢線の運休が決まってしまい、急遽和歌山行きは1日ずらして、宿ももう1泊確保することに。
紀勢線は運休となったものの、さほど雨はひどくなく、阪急が動いていたので2日目は三宮のにしむら珈琲へ、このバスケットランチが生涯の定番メニューです。
三宮の帰り、昔の西宮北口駅のジオラマが展示されていることを思い出し、阪急西宮ガーデンズへ。5歳くらいの頃、この駅近くにあったスイミングスクール「ピープル(現コナミ)」に通っていたことから、当時の記憶が蘇ります。
夜は阪急中津駅前にある日本酒食堂 SO-KENさん、以前叔父が住んでいたマンションの向かいで、馴染み深い場所。急遽予約したRホテルズイン大阪北梅田から歩けるのもマル。自分で勝手に冷蔵庫からお酒を出して注ぐスタイルで、笑四季や唯々を知ったのもここです。アテも美味しくて安く、スタッフの方も気さくなのでこのところ毎回立寄っています。
4日目は雨も上がり、やっと和歌山へ行けますが朝、チェックアウト前に散歩がてら中津へ。梅田貨物ターミナルからうめきたへ、急速に変わりつつあるスポットを視察、阪急中津駅とのギャップがすごいです。
その中津駅、入場券を買ってホームに上がると3複線を行き交うマルーンに囲まれてウハウハ。スヌーピーの装飾を施した車両も走っていました。ハローキティ新幹線が猫列車なら、こちらはさしづめ犬列車。
和歌山で義両親にお世話になり、翌日にはもう千葉へ帰ります。御坊駅からくろしお号に乗りますが、自分たちの乗る列車を待つ間に、反対方向のくろしお号が来ましたが、これがアドベンチャーワールドのラッピングを施したパンダ列車でした。
今回は大雨でグダグダの帰省旅でしたが、いろんな動物列車を見ることができました。