株・ゴルフ・弁護士

いまTVはライブドア関連の情報一色ですね。

今回の事件に絡んでいる「株」なんですけど、小生はこの「株」や「投資」ってのがどうにも好きになれないんですね。最近忙しい時にセールスの電話がばんばんかかってくると言う具体的に大迷惑なせいもありますけど、要は美しくないんです。いちおう会社をやってるわけですし、資金の運用として手を出すことになるかも知れないんですが、どうにもこの辺に関わる人種を好きになれません。まあ、自分自身でもこれは偏見だなと思っているので、全ての方が対象と言うわけではないと一応言い訳はしときます。でも特にネットでの株売買が普及してから顕著に感じるんですが、株の目的はやっぱり「お金」でしかないわけで、株価の上下に一喜一憂する人たちから感じるものにいい印象はありません。妙に理屈っぽい上に理想などというものとはまったく無縁で、ホリエモンのような輩が出てくるのもある意味当然というものです。それに、株を業務にしている人の「これを買っておかないと（株式投資をしないと）損ですよ」なんて言い方もまったくもって気に入らないんです。人の人生の損得なんて他人に分かるわけないし、少なくとも小生は損得だけで生きちゃいないよ！と言いたいところなんです。
同じように偏見を持っているのはゴルフと弁護士。
ゴルフに関しては我が家の地下水が危ないと言う具体的に大迷惑な理由もありますが、あれも他のスポーツと比べて賞金や階級がチラついてしまって、もともとそういう社会で形成されている国では良いのかも知れませんが、少なくとも日本では美しく見えません。
弁護士は最近TVでも良く出るようですが、これもちょっと勘違いな人種に見えます。当然困った時はお世話になるわけですし、職に就かれるまでの勉強量など、そういったところは尊敬します。でも、そもそもモラルが確立されていれば法律なんていらないんです。そこに悪い奴らがいるから仕方なく法律を作るわけで、大昔は法律が出来てこそ先進国という風潮だったんでしょうけれど、実際は規制が多岐にわたるほど恥ずかしい国民と言う事になるんです。
法律はどうしてもあまねく適用されますから、便宜上な部分とか、歪んだ部分も多いわけで、そこが「正しいのは何か」をしばしばぼやけさせてしまうんです。例えば道義上正しいと思われても、法律上成り立たなければ裁判は負けです。結局そう言った回答しか出せない弁護士、道義上明らかに罰せられるべきなのに法律上の抜け道を見つけて勝利を得ると「敏腕」ともてはやされる弁護士。目指しているところが低いんです。
結局どれも目的に不純さがチラつくんですよね。「そうそう、こういう人種がまず～いホウレンソウを平気で作るんだよ」などと思ってしまいます。そういうアンタはどれだけ純粋なんだい？と聞かれるとまた困るんですけど「こうありたい」って言うのは少なくともあります。しかしこんな考え方も現代においては「甘い」のかな。