今年の異常気象と地震などのニュースを見ていると、地球はガンになってしまったのではないかと思う。
誰しも幼い頃は宇宙に興味を持ち、憧れたことだろう。かくいう自分もそのひとり。宇宙の果てというのはどんな風になっているの?など色々と考えたものだ。ただ、そんな中で、ある持論を持ち始めるようになっていた。
地球は生き物で、我々動物は、地球の体内に生きる菌というか、細胞のようなものなのではないか。そして、我々の中にはまた細胞があり、その細胞の中にも…。逆もある。地球も宇宙という生物に宿る細胞なのではないか、そして宇宙はまたそのもっと大きなものの中の細胞…。
このおかしな原則に沿って話はすすめると、つまりこういうわけだ。
生命体である地球にとっての人間とは、人間にとってのガン細胞ではなかろうかということ。
犬や、象や、鳥など、他の動物は同じ細胞でありながら悪さをしないもの。突然変異で生まれた人間だけが、ガン細胞のように地球を蝕んでいるということなのだ。
人間というガン細胞は他の細胞を住めなくし、そして増え続け、公害という病気を引き起こす。海や空を汚し、オゾン層に穴をあけ、石油を枯渇させていくのだ。そもそも石油というのは、言ってみれば地球油ではないのか?これを枯渇させてしまったらカサカサな地球になってしまうんじゃないだろうか?
それはともかく、我々ガン細胞は、学習能力のないままあちこちで戦争を巻き起こしつづけているけれど、地球にとってみれば、毎日毎日お腹が痛くてさぞかししんどいことだろう。