パナソニックのミラーレスカメラ、GX7 Mark2がかなり安くなっています。
ボディ単体で4万5千円程度、シルバーだともうちょっとするようですが、自分のようにソフトバンクモバイル利用者がヤフーショッピングで買うと、ポイントやらなんやらでほとんど4万円近くになってしまう状態。
というわけで、購入してしまいました。本当はそろそろ出るであろう新型に期待していたんですが、新型は当然高値ででてくるのでこの値段なら!と決めました。最近仕事でカメラを使う機会が増えてきたことに加えて、旅先での撮影が多いことから、歩留まりアップが急務だったこともあります。
3年半ほど前にGF1からGX7にして、とても気に入っていたんですが、唯一ずっと悩ませていたのがシャッターショックによる微ブレでした。ほぼすべての性能がGF1よりアップした中で、これだけが明らかに悪くなり、小さなブレゆえに現地での確認も難しく、対応に苦慮していました。
きっとこういった意見が多かったんでしょう、Mark2では1/8000の最速シャッタースピードを諦めることでシャッターユニットを小型化し、ショックを従来の1/10程度に低減したと言います。
あとは新たな5軸手振れ補正が、高感度域に弱いM4/3には強い味方となってくれるでしょう。空間認識技術によるAFも搭載されているそうで、この3点だけでも、格段に歩留まりはアップすると思います。
センサー自体は変わらないので、普通に撮れた分に関しては大きな違いはないだろうと思いきや、ローパスフィルターレスの効果か処理ソフトの違いか、明らかに解像度がアップしています。
さらに、便利ズームの14-140mmの写りが相当良くなっています。これまではとくにテレ端側がどうも眠い感じで、中古で買ったためにコンディションのいい個体じゃなかったかなどと思ったものですが、見違えるほどの写りになって、これは嬉しい誤算でした。
ただ、国産が中国製になったからでもないでしょうが、質感がガクーっと落ちたのは残念。外見の仕上げもそうですが、ダイヤルなどの操作感が相当チープになってしまいました。
愛着という点ではちょっと厳しくなってしまいましたが、4Kフォトという今までにない撮り方もあるようなので、いろいろと試してみたいと思います。